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松本・中町にバー「SECOND」 バーの街への思い継ぎ、「COAT」から独立

「一杯、一杯を大事に、自分らしい店にしていければ」と飯島さん

「一杯、一杯を大事に、自分らしい店にしていければ」と飯島さん

 バー「BAR SECOND」(松本市中央3、TEL 0263-87-2009)が松本・中町通りに7月7日、オープンした。

30年以上使っていたカウンター

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 場所は5月に31年間の営業を終えたバー「SIDECAR」の跡。「MAIN BAR COAT」(中央2)に長年勤めた飯島孝さんが独立した。店舗面積は約15坪。席数はカウンター9席。

 メニューはスタンダードカクテルをはじめ、りんごジュースを使った松本のオフィシャルカクテル「松本ブリーズ」も用意する。季節のフルーツを使ったカクテルも多く、現在はモモやスイカのカクテルも。フードは、「自家製ピクルス」や「生ハム」、「鴨(かも)のロースト」などを提供する。チャージは550円。

 飯島さんは富士見町出身。松本調理師製菓師専門学校を卒業後、飯田市のホテルのレストランに勤め、「お客さまの表情を見ることで、もっと寄り添った料理を提供できるのでは」と思うようになったという。バーに連れていかれたことがきっかけで、客と会話しながらカクテルを作るバーテンダーに憧れを抱いた。思いを相談していたバーのマスターに勧められて上京し、銀座のバーで3年間修業を積んだ。

 その後、県内に戻ってホテルのレストランに勤務したが諦め切れず、2008(平成20)年に「MAIN BAR COAT」で働き始めた。当初は10年ほどで独立しようと考えていたが、オーナーバーテンダーの林幸一さんが「松本ブルワリー」を立ち上げて多忙になり、店長を任された。「林さんに会いたくて足を運んでくれるお客さんを、いかにがっかりさせずに楽しんでもらえるかに尽力した」と振り返る。以降、コロナ禍なども重なり、なかなかタイミングがつかめずにいたが、開業に向けて少しずつ準備を進めていた。

 「SIDECAR」の店主・矢野明人さんから声をかけられ、2022年から2期務めた日本バーテンダー協会長野県支部長の任期を終えるタイミングで開業を決めた。店名は長年温めていたもので、自分自身を表す言葉だという。「性格的に、地道にこつこつと、誰かのサポートをするのが向いている。お客さんが主役なら、自分は脇役、2番目の立場」と飯島さん。客の反応を見ながら試行錯誤を続けており、「林マスターから習った『一杯一杯、丁寧に作る』を守って店に立っている。バーの街で、セカンドという名前を認知してもらえるよう頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は平日=16時~23時、土曜=14時~23時、日曜・祝日=14時~22時。木曜定休。

 ※初掲時、一部誤りがありました。「CORT」ではなく「COAT」です。お詫びして訂正いたします。

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