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安曇野・穂高に米アイスクリーム店 松本に続き出店、地元企業とコラボも

「いろいろな味を楽しんでもらえれば」とケルトン社長

「いろいろな味を楽しんでもらえれば」とケルトン社長

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 アイスクリーム店「MT.DESERT ISLAND ICECREAM(マウントデザートアイランドアイスクリーム)安曇野店」(安曇野市穂高、TEL 0263-88-6846)がオープンして1カ月が過ぎた。

瓦屋根を残した店舗外観

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 アメリカ東部で展開するアイスクリーム店。2019年9月に日本初出店した松本・縄手通りの松本店に続いて2店舗目になる。以前、かりんとうを販売していたという店舗の瓦屋根や扉など、和の雰囲気を一部残して改装し、製造所も併設した。店舗面積は売り場と製造所で約47坪。イートイン席とテラス席合わせて20席を設ける。

 アイスクリームは、乳脂肪分の割合が高く、卵を使わないフィラデルフィアスタイル。シングルは550円、ダブルは650円で、カップかケーキコーンまたはシュガーコーン、ワッフルコーン(50円増し)を選ぶことができる。

 メニューは「バターミント」や「ソルトカラメル」など常時20種類以上。旬の果物を使ったもののほか、「マル井」(豊科)の生ワサビなど3種を使った「マル井わさび」、「松本ブルワリー」のキャッスルスタウトビールが入った「キャッスルスタウトファッジ」など地元企業とコラボしたものも用意する。ボイヤー・ケルトン社長は「クッキーやピューレなど、まぜるものも全て手作り。ソフトリクームのレシピも開発中で、夏には出せるはず」と話す。

 製造はこれまで、松本・岡田にある工房で行っていたが、国の事業再構築補助金を活用して自社で新設。「新型コロナの影響は大きかったが、逆にチャンスにもなった。自社で製造所を持つことで展開が広がる」とケルトン社長。市内のホテルなどへ卸売りも始め、今後は法人向けの販路拡大や、ネット通販も予定している。

 ゴールデンウイークは予想以上に観光客も多く訪れ、現在は製造が追い付いていない状態だという。「本物、手作りにこだわった『クラフトアイスクリーム』を多くの人に味わってほしい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時(金曜・土曜は19時まで)。

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