FM長野のパーソナリティーを務めるシンガーソングライターの宮川真衣さんが9月9日、ミニアルバム「ふたり」を同局（松本市本庄）からリリースし、13日から県内縦断インストアライブを行っている。

　宮川さんは長野市出身で県内をメーンに活動している。アルバムのリリースは今回が初めて。全曲作詞作曲は宮川さんが担当し、アレンジャーには信州発・全国に活躍の場を広げているカミナリグモのghoma（成瀬篤志）さんを迎え、アコースティックサウンドだけではなく、ピアノ、オルガン、バンドサウンド、ストリングス、パーカッションなど幅広いアレンジの計8曲を収録している。「アルバムを出すことは、ずっと夢だった。一人でも多くの人に届けたい」と宮川さん。

　アルバム発売記念として県内を縦断する形で行われているインストアライブは、13日に長野市をスタート。14日は佐久市、15日は山形村で行われ、20日は飯田市で予定されている。

　15日に行われたアイシティ21（東筑摩郡山形村）でのライブは、アルバムジャケットと同じ衣装で宮川さんが登場し、アルバムから「ふたり」など3曲を披露した。2曲目「泣かずとも朝はくる」の演奏後には「真夜中の2時に国道で車を降ろされたという実体験をもとにして作った」というエピソードも披露。ライブ後にはCD購入者を対象にしたサイン会も行い、ファン一人ひとりに丁寧にサインや握手を行い、撮影にも気さくに応じた。

　今月28日には、松本市のsound hall aC（松本市大手1、TEL 0263-39-3569）でアルバム発売記念イベントも控えている。「今までの弾き語りとは違うバンドスタイルでのライブなので私も楽しみ。今まで応援してくれた人への感謝の気持ちを込めたライブなので、ゆっくり楽しんでもらえれば」（宮川さん）。

　28日のライブイベントは17時30分開場。料金は、前売り＝1,500円、当日＝2,000円。出演は宮川さん、tick、カミナリグモ、WOOD LAND。