松本のホテル「ブエナビスタ」（松本市本庄1）で11月30日、「2017クリスマスケーキ試食ご予約会」が行われた。

並んだケーキを撮影する姿も

　同ホテルでは、クリスマスケーキ5点とシュトーレン、ガレット・デ・ロアなど合わせて8点を用意し、先月中旬から予約受け付けを始めた。シュークリームとマカロンを使ったカラフルなツリーの形をした「アルブル・ド・ノエル」と、昨年開業25周年を記念して作った「ストロベリーストーリー」はいずれも1万円の高価格帯だが好調といい、一部の限定販売商品は予約を締め切った。同ホテル広報担当の中島亮さんは「新作から定番まで、多彩な種類のクリスマスケーキを用意した」と話す。

　試食会には約40人が参加。同ホテルのパティシエがそれぞれのケーキの特徴や、使っている食材の紹介などを行った。その後、カットして皿に盛られたケーキがテーブルに運ばれ、試食がスタート。ホールの形で各商品が展示されたテーブルは、写真を撮影する人でにぎわった。

　試食会は昨年に続いて2回目。クリスマスケーキは写真を見て購入を決める場合が多く、「実際にどんな味なのか知りたい」という要望に応えるために企画した。

　同ホテルでは現在、ロビーで「クリスマスツリーデコレーションコンテスト」も展開している。6回目となる今年は「ホワイトクリスマス」をテーマに、地元企業や一般家庭で飾りつけをした白いツリーを12本展示。「ホテル利用者と地域の人たちの交流の場になればと思って始めた企画。ずっと参加してくださる方もいる」と中島さん。「一足早いクリスマス気分を味わってもらえれば」とも。

　クリスマスケーキの予約締め切りは12月20日。数量に達し次第終了する。