リリース発行企業:株式会社ミマキエンジニアリング
株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、中国およびアジア新興国向けロールtoロールUVインクジェットプリンタ「NEXA-160UV」を発表します。9月15日から中国・上海で開催される「Sign China 2026 Shanghai」に同機を初出展します。
価格競争が激化する成長市場において、世界中のお客様に選ばれてきた高い品質と安定稼働、使いやすさを、導入しやすい価格帯で提供する新たなモデルです。さらに、新興国市場の使用環境や用途に向け新開発したUVインク「ALS-150」を搭載。高画質なグラフィックからホワイト・クリアインクを使用した高付加価値表現にも対応し、お客様のプリントビジネスの幅を広げ、長期的な成長を支えます。

中国および経済成長が著しいアジア新興国では、都市開発や商業施設の新設、小売・飲食・エンターテインメント市場の拡大を背景に、屋内外広告や販促物の需要が高まり続けています。一方で、これらの市場には導入価格を抑えた製品が数多く投入され、価格競争が一段と激しくなっています。
しかし、プリント事業の収益性を高め、ビジネスを成長させるには、設備価格だけでなく、安定したプリント品質、トラブルを抑える保全機能、オペレーターを選ばない使いやすさ、そして付加価値の高い仕事ができる表現力が重要です。
「NEXA-160UV」は、こうした成長市場のお客様の実務ニーズに応え、「世界で選ばれてきた品質」と価格競争力を両立する製品として開発しました。
「NEXA-160UV」は、看板用塩ビフィルムやポスター用紙をはじめ、ガラス装飾用透明フィルムや防炎加工済み内装フィルムなど、多様なロールメディアへ幅広く対応します(図1)。標準CMYKインクに加えホワイトインクとクリアインクを搭載し、窓などのガラス面でもデザインを鮮やかに際立たせる表現や、クリアインクによるテクスチャデザインを生かした高級感のある付加価値表現を実現します(図2)。

図1. 看板の施工例
ガラスの施工例

図2. ホワイトインク使用例
クリアインク使用例
高精細プリントヘッドを採用したNEXA-160UVは、当社独自の画質コントロール技術により、色ベタはムラのない均一な仕上がりを実現し、写真や人物の表情も自然に再現します(図3)。標準モードでは17.0平方メートル /hの高い生産性を実現し、大判サインやポスターを高画質のままスピーディに仕上げられます。

図3. 色ベタ(左)と人物(右)の実際のプリント画質
UVプリントならではの多層印刷に対応し、透明フィルムや色付きフィルムなど、さまざまな基材にデザインを思いのままに表現できます。ホワイトインクとクリアインクを使用した最大3層印刷では、ガラス面の内外どちらから見ても同じデザインが引き立つイベントサインや、高級感のある店舗ディスプレイなど(図4)、付加価値の高いアプリケーションを制作できます。多層印刷においても9.0平方メートル /hの高速出力を実現し、意匠性の高いグラフィック制作をパワフルにサポートします。

図4. 3層印刷の制作例
さらにNEXA-160UVは、オペレーターの経験にかかわらず、安定したオペレーションを支える機能を搭載しています。メディア交換時の調整を自動化する「DAS2」(図5)や、メディア搬送時の浮きを検知するメディアジャムセンサにより、プリントミスや装置トラブルを未然に防止し、経験の少ないオペレーターでも安心して運用できます。加えて、画質を維持しながらインク消費量を抑える「インクセーブ機能*」、ノズル抜けが発生しても同じ画質・速度で印刷を継続する「ノズルリカバリ機能」を標準搭載し、日々の生産現場における安定稼働と高い生産性を支えます。
*当社のソフトウェアRIP 「RasterLink8」の機能です

図5 自動調整による画質の最適化結果 左:未調整
右:自動調整後
また、NEXA-160UVには新開発のUVインク「ALS-150」を搭載しました。ALS-150は耐擦過性に優れ、フィルムの貼り付け施工時にスキージーで圧着する際にも擦れ跡が付きにくく、プリントから施工までスムーズに進められます。
本製品は各国の主要展示会に加え、当社販売ネットワークによる招待展で順次公開予定です。

ミマキエンジニアリングでは、『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新に取り組んでおります。お客様の創造を独自の技術で美しく表現し、より付加価値の高いビジュアルコミュニケーションを市場に提供し続けてまいります。