松本のゆめひろば庄内近くに11月15日、炭火焼肉店「七輪亭」（松本市出川1、TEL 0263-88-5098）がオープンした。

　店舗面積は1階・2階合わせて約70坪、席数は130席。2階は個室で、5～6人から50人まで対応する。8年ほど前に東御市で開業し、同店が2店舗目になる。「地元は松本なので戻ってきた感じ」と店長の大村銀一郎さん。

　牛肉は和牛から輸入牛まで幅広く扱う。和牛は仙台牛の「A-4」以上のもの。中でも、仙台牛の最高級「A-5」のうち、4～5頭しか選ばれない最優秀賞のものは一頭買いで、「カルビ」「ロース」（各850円）をはじめ、「イチボ」（1,050円）、「ミズジ」（1,350円）、「友三角カルビ」（1,800円）などの希少部位も提供する。「一頭買いしているのでメニューが多い（笑）。ほかではなかなか味わえないと思う」（大村さん）。

　辛さが5段階から選べる「盛岡冷麺」（680円）は麺・スープにこだわり、店内で手作りしている。ランチタイムには盛岡冷麺やラーメンのセットも。「冷麺＋ビビンバ」（850円）、「冷麺＋ユッケ丼」（1,400円）、「ラーメン＋石焼ビビンバ」（1,000円）などを用意する。

　「取引先にいい肉がないかと尋ねたら仙台牛を紹介された。有名ブランド牛は名前の分もあって高い。それに劣らない良質なおいしい肉に出会えた」と大村さん。「とにかく少しでもいい肉を、少しでも安く食べてもらいたい」と話す。

　営業時間は11時30分～14時30分、17時～21時30分（いずれもラストオーダー）。12月11日～来年1月10日の1カ月間は一頭買いした仙台牛のうち日替わりで8品を25％引きで提供する「オープン1カ月記念企画」を行う。