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松本で劇団「野らぼう」ダンス&芝居 あがたの森、ヒマラヤ杉の並木道で

昼夜2回公演で、夜公演の後は「小さく乾杯」をするという

昼夜2回公演で、夜公演の後は「小さく乾杯」をするという

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 劇団「野らぼう」が企画するダンスと一人芝居「鳥が飛んでった跡」が9月16日、松本・あがたの森公園(松本市県3)のヒマラヤ杉の並木道で上演される。

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 ダンスと芝居の2本立て。ダンスはダンサー・振付家の横山彰乃さんが、芝居は同劇団の前田斜めさんが創作・出演する。上演時間は各30分ほどを予定する。

 横山さんは大町市出身。ダンスカンパニー「lal banshees(ラ バンシーズ)」を主宰し、国内外で活動している。昨夏、県内でアーティスト・イン・レジデンスを実施する「NAGANO ORGANIC AIR」で、地元に滞在して制作。その際に前田さんが受け入れ側として参加したことが、今回の出演のきっかけになったという。

 同劇団は2018(平成30)年に結成。県内外で公演を行い、昼間に太陽光パネルを用いて充電した電力を照明や音響に使う「ゼロカーボン演劇」にも取り組んでいる。

 「夜の短い物語」と題し、同公園で上演するのは4回目。これまで、芝生広場や、その東側のスペースを舞台にしたり、ヒマラヤ杉の並木道でスタートして園内を移動したりすることもあった。前田さんは「園内各所で表情が違う。マッピングするようにさまざまな場所で上演ができたら面白い」と話す。

 前田さんの作品は、並木道から発想し、道を進んで旅をする物語だという。先月書き始め、手を加えながら稽古を続けている。「野らぼうとしてもダンス公演は初めてなので、とても楽しみ。いろいろな表現を多くの人に見てもらえれば」と来場を呼びかける。

 開演は15時、19時。投げ銭制。雨天決行、荒天中止。開催情報はツイッターで確認できる。

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