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松本・中町のギャラリーでフェルト作家が個展 温かみ感じるカラフルな作品50点

「オーダーにも対応してくれるので、『こういうものを作りたい』という相談もお気軽に」と佐藤さん

「オーダーにも対応してくれるので、『こういうものを作りたい』という相談もお気軽に」と佐藤さん

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 フェルト作家・松下小百合さんの個展「FELT WORKS 2021」が現在、松本・中町のギャラリー「coto.coto(コトコト)」(松本市中央3、TEL 0263-34-4111)で開催されている。

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 バックやポーチを中心に、帽子、ルームシューズ、アクセサリーなど約50点を展示する。羊毛を摩擦・圧縮するフェルティングという技法を用いた生地を使って制作。原毛のままのナチュラルカラーや染色したカラフルなものを組み合わせ、フェルトならではの温かい雰囲気に仕上げた作品が並ぶ。

 バックは、バケツ型のトートやショルダータイプなどを用意。複数の色を使ったカラフルなものや、バナナやピーナッツを描いたものもある。ほかに、ぽってりと丸みのある帽子や、ドロップ型のパーツを集めてかたどったアジサイのコサージュも。

 クロスのワンポイントが付いたペンホルダーは同店のオリジナル。首から掛けられるように革ひもを付け、アクセサリー感覚で身に着けられるようにした。同店オーナーの佐藤和宏さんは「松下さんの作品はアイデア豊かで斬新さもある。せっかくなのでちょっと面白い、ほかにはないアイテムを作りたいと思った」と話す。

 松下さんは兵庫県在住。2000(平成12)年、フェルト教室に参加したことがきっかけで、独学で制作を始めた。同店では、2013(平成25)年から秋冬に個展を開催。佐藤さんも毎回、新しい作品を見るのを楽しみにしているという。「これからの寒い時期、身も心も温かくしてくれるお気に入りを見つけてもらえれば」とも。

 価格は、コースター=1,300円、バック=1万4,000円~、ルームシューズ=1万6,200円など。営業時間は10時~17時30分。水曜定休。12月5日まで。

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