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安曇野で大寒の日の卵だけで作るバウムクーヘン 穂高神社で祈祷も

大寒の日に生まれた卵で作る「大寒たまご限定 あづみ野バウム」

大寒の日に生まれた卵で作る「大寒たまご限定 あづみ野バウム」

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 大寒の日に生まれた卵で作るバウムクーヘン「大寒たまご限定 あづみ野バウム」の予約販売を現在、安曇野市の洋菓子店「あづみ野菓子工房 彩香」(穂高柏原、TEL 0120-049-719)が行っている。

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 農事組合法人会田共同養鶏組合(松本市会田)で飼育されている純国産鶏「ごとうもみじ」が、今年の大寒に当たる1月20日に生んだ卵のみを使う。運営する彩香(同)の荻原隆之会長は「暑い時期と比べて、寒い時期は水を飲まず餌を食べるので、卵が濃く、栄養価が高い」と話す。ほかに使用する牛乳、小麦粉、米粉も安曇野産。「安曇野は水、空気、そして気候も良い。この地で育ったものをベースに作ることにこだわっている」とも。

 同商品は、2011(平成23)年に販売を開始。今年は初の試みとして、使用する卵を穂高神社に持ち込み、祈祷(きとう)を受けた後に製造する。「お酒やお米の例があるので、よりご利益アップを願って祈祷していただくことにした」と荻原さん。卵はおよそ1万2600個を予定しているという。

 最初300個だった販売個数は年々増え、今年はシリアルナンバー付きで3000箱。「この時期の卵は『寒たまご』と呼ばれ、食べると無病息災や金運アップにつながるといわれている。おいしいものを食べて、寒い季節を乗り切ってもらえれば」と呼びかける。

 価格は2,160円。インターネットで予約販売を受け付けているほか、21日より「彩香」本店、MIDORI長野店、MIDORI松本店で店頭販売する。

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