カフェ「Cafe Caprice（カフェ カプリス）」（松本市島内、TEL 050-8881-3358）が松本島内にオープンして1カ月が過ぎた。

一番人気のメニュー「ハーフ＆ハーフ」

　もともとそば店だった建物を改装。「靴のまま入れるように」と畳の部屋はフローリングにし、白と黒、ブラウンを基調にした、落ち着いた空間に仕上げた。テーブルとカウンター、ソファ合わせて23席を設ける。

　一番人気の「ハーフ＆ハーフ」（1,290円）は、パスタ3種類、オムライス2種類を好きな組み合わせで注文できる。ほかに、「サラダパスタ」（トマトマヨネーズ・バジルマヨネーズ、各900円）、「チキンガパオライス」（1,200円）などの食事類、ハワイ島のコナ地区で生産される希少なコナコーヒー豆を使った「コナコーヒー100％」（660円）、「コナカプチーノ」（600円）、「ダージリン」（490円）などのドリンク類、「フォンダンショコラ」、「キャラメルチーズケーキ」（以上550円）などのスイーツ類を用意する。

　カウンターには豊富な種類のアルコールを並べる。「生ビール」（550円）、「グレープフルーツサワー」（480円）、「パインのお酒」（660円）など、定番のものから女性を意識したフルーツ系のアルコールまで幅広くそろえる。「サラミ＆生ハムの盛り合わせ」（800円）、「ソーセージの盛り合わせ」（640円）などのつまみ類も。店主の森剛さんは「お酒は昼から提供している。夜はダイニングバーとして利用してもらえれば」と話す。

　自分の店を持つことが夢だったという森さん。飲食店で働いていた経験もあり、カフェの開業を決め、準備を進めてきた。以前、旅行で行ったハワイと、コナコーヒーのおいしさに魅了され、「いつか店を開いたら、メニューとして出したいと考えていた」という。まだ飲んだことがなかったり、知らなかったりする人たちに紹介するため、店内にはコナコーヒーの説明が書かれた黒板も置く。

　店名の「Caprice」はイタリア語で「気まぐれ」という意味。「自身の性格と合っていると思い、この名前にした。休暇のようにくつろぎながら、食事とお茶を楽しめる店にしていきたい」と意欲を見せる。

　営業時間は11時～21時30分（日曜は17時30分まで、いずれもラストオーダー）