買う

本を楽しむフェス「アルプスブックキャンプ」 大町・木崎湖キャンプ場で

昨年の様子 ©古厩志帆

昨年の様子 ©古厩志帆

  • 0

  •  

 大町市の木崎湖キャンプ場で8月5日~7日、自然の中で山と本を楽しむ野外イベント「ALPS BOOK CAMP(アルプスブックキャンプ)」が開催される。

[広告]

 書店をはじめ、飲食店、アウトドアグッズ、古道具、クラフト作品、雑貨店などが出店。3日間で延べ90組のブースが並ぶ。書店ブースは全国各地の書店・古本店のほか、雑誌編集部や、普段書籍を扱わない店の出店も。フードは県内を中心に、コーヒーやパン、ピザ、カレー、ハンバーガー、フォーなど多彩なメニューを提供する。カヤック体験や、缶バッジやブレスレット、モビールを作るワークショップも。

 ステージではライブのほか、アウトドアフィルム上映会や朗読、トークなどを展開。トークは本や自然、山をキーワードに、ウェブマガジン「未来住まい方会議」の運営を手掛ける「YADOKARI」と独立系出版社・三輪舎による「なぜ、ぼくらは本をつくりはじめたのか」(6日11時30分~12時30分)、パタゴニア白馬店のスタッフ・坪井夏希さんが話す「会社休んで12000km歩いてきました」(同19時~20時30分)などを行う。

 3回目となる同イベント。5日を前夜祭と位置付け、初めて3日間の開催に。主催する書店「栞日(しおりび)」(松本市深志3)店主の菊地徹さんは「自分の中では、『地域の特性を生かしたブックイベント』という意識だったが、今回は『フェス』らしく、ステージもタイムテーブルを組んで充実させた」と話す。

 アクセス面でも、無料駐車場からシャトルバスを用意するなど利便性を向上。「周辺地域の方々にも協力してもらえるようになったことが大きい」と菊地さん。「先月、店がリニューアルしたばかりで後手後手になってしまっていて申し訳ないが(苦笑)、当日はしっかり楽しめるように準備を進めている。夏でも涼しく心地いい、信州の夏のブックフェスに足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は、5日=15時~21時、6日=10時~21時、7日=10時~16時。入場料は、1日=1,000円(5日のみ500円)、3日フリーパス=1,800円、土日フリーパス=1,800円、小学生以下無料。小雨決行、荒天中止(中止の場合は4日12時にホームページで発表)。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース