松本経済新聞の7年間を振り返るイベント「MATSUKEI EXPO（マツケイエキスポ）'14」が11月8日・9日、コワーキングスペース「Knower（s）（ノウアーズ）」（松本市大手1）で行われる。

　同サイトは地域に根付いたニュースをネットで配信する媒体「みんなの経済新聞ネットワーク」の一つとして2007年10月にスタート。1日1記事をアップし、これまでに1700本を越える記事を配信してきた。運営はウェブ制作会社・タナカラ（中央3）。

　当日は、7年分の記事をパソコンや展示で振り返るほか、「中の人」が疑問などに答える「松経トークタイム」も設ける。オープンの様子を記事で取り上げた地元店による一箱出店「MATSUKEI marche（マツケイマルシェ）」も企画。雑貨や本などのアイテムを、記事と共に紹介する。

　同スペースでは今年5月に市内の印刷会社・藤原印刷による「藤原印刷博」を開催。当日取材を行った山口敦子編集長に同スペースのスタッフ・柚木真さんが「松本経済新聞でも何かできませんか？」と呼び掛けたことがきっかけとなった。「秋に7周年を迎えるので、いい機会だと思い企画した。こういうイベントは初めてなので緊張している（笑）」

　2000年4月に創刊した「シブヤ経済新聞」から広がった同ネットワークは、今月、100媒体を越えた。「松経を立ち上げてからもどんどん媒体が増えていつの間にか7年。続けてこられたのは、地域の皆さんのおかげ」と山口さん。「7年分の記事を振り返ることで、街の動きや魅力をあらためて感じてもらう場になればうれしい」とも。

　開催時間は12時～19時。参加費は500円。トークタイムは両日とも14時～、17時～。