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松本・新村にそば店「せきや」 エリア2店舗目、店内で作る十割そば

趣のある店内

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 十割そばをメインに提供する「そば処(どころ)せきや 松本店」(松本市新村、TEL 0263-88-2577)が10月12日、松本大学近くにオープンした。

店舗外観

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 運営は、飲食店やエステ、不動産事業を手がける「ユニティープラス」(松原)。安曇野店(豊科南穂高)に続き2店舗目で、以前「石挽(いしびき)十割そば ものぐさ太郎」だった店舗を居抜きで使う。店舗面積は約60坪、席数はテーブル=58席。

 そばは信州産のそば粉を使い、注文が入ってから製麺機で作る。「石挽き十割そば」(並=968円、大盛り=1,188円)をはじめ、「ぶっかけわさびそば」(1,309円)、「信州山形村産長芋のとろろと十割そば」(1,419円)などを提供。天ぷらや山賊焼きを合わせるセットメニューのほか、ソースカツ丼や信州サーモン丼をメインに小盛りのそばを付ける定食メニューもある。同社専務の小林諒平さんは「幅広い年齢層のお客さまに満足してもらえるよう、豊富なメニュー構成にした。そばのファミリーレストランのような感覚で利用してほしい」と話す。

 単品メニューは、天ぷら(110円~)や「おやき」(165円)、「馬ロースのお刺身」(1,298円)など。アルコールはビールや日本酒、ハイボール、レモンサワーなどをそろえる。入り口には、観光客を意識したお土産コーナーもあり、生そば(950円~)や「そばかりんとう」(454円)などを並べる。

 2005(平成17)年、松本・井川城に開店した「そば処せきや」。同社の元会長の趣味で始めた店だったが、軌道に乗り、2019年には安曇野店をオープンした。1号店は2020年に閉店したが、「当初からこだわっている作りたての十割そばを、今も引き継いでいる」と小林さん。

 今年の夏ごろ、前店から物件活用の話があり、出店を決めたという。「今のところ観光客が多いが、地元のお客さまにも笑顔になってもらえる店づくりをしていきたい」とも。

 営業時間は10時~15時(土曜・日曜は18時まで、いずれもラストオーダー)。木曜定休。

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