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セイジ・オザワ松本フェスティバル吹奏楽パレード&合同演奏会 3年ぶりに

青空の下で行われた吹奏楽パレード

青空の下で行われた吹奏楽パレード

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 松本市で開催中の「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」を歓迎する吹奏楽パレードと合同演奏会が8月21日、中心市街地で行われた。

松本城本丸庭園では「ラデツキー行進曲」と「信濃の国」を演奏

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 パレードは地元の小中学生を中心に大学生や社会人など、36団体、約1500人が参加。OMFのロゴマークが入った帽子やポロシャツ姿で、伊勢町通りのMウイング前から松本城までを行進した。青空の下、「ミッキーマウス・マーチ」など定番曲から「紅蓮華(ぐれんげ)」などJ-POPまで、華やかな音色が響いた。軽快なステップを交えたり、間奏で手を振ったりする団体もあり、沿道は写真や動画を撮る人や手を振って応じる人の姿も多く見られた。

 パレード後には、松本城本丸庭園で約520人が合同演奏を行った。「子どものためのオペラ」や「子どものための音楽会」で指揮を務めるケンショウ・ワタナベさんがタクトを振り、「ラデツキー行進曲」と県歌「信濃の国」を演奏した。

 世界的指揮者の小澤征爾さんが恩師である故・斉藤秀雄さんの名を冠して1992(平成4)に「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」を創立。2015(平成27)年にOMFとなり、今年で30周年を迎えた。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。今月13日に開幕し、9月9日までオーケストラコンサートなど多彩な音楽プログラムを展開。11月25日・26日は30周年記念特別公演も予定する。

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