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松本・中町のギャラリーで「旅スル紙展」 松本を題材にした雑貨や版画

新作のステンレスボトルを持つ(右から)本城さんと、自身の著書を持つ後藤さん

新作のステンレスボトルを持つ(右から)本城さんと、自身の著書を持つ後藤さん

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 グラフィックデザイナー・本城知香子さんが手がけた、雑貨やリトグラフ版画作品を展示する「旅スル紙展」が現在、松本・中町のギャラリー&ショップ「手仕事商會(しょうかい)すぐり」(松本市中央3、TEL 0263-33-7736)で開催されている。

リトグラフ版画

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 雑貨は、オリジナルブランド「旅スル紙」のグッズを出展。松本平の山々をはじめ、松本城や松本だるまなどのモチーフが描かれたポストカードやマスキングテープ、レターセットなど、およそ40点が並ぶ。同展に合わせて作ったという新作のステンレスボトルも。

 リトグラフ版画は、コロナでの外出自粛中に描きためた7点を展示。雪の積もる木々などの幻想的な風景のほか、雷鳥と草花を組み合わせた温かみのある作品や、リンゴの中に松本だるまが交じっているユニークなものもある。本城さんは「色によって版を分けてインクをのせるので、少しずれることもあるが、それが味になる」と話す。

 2010(平成22)年、夫の転勤で松本市に移住した本城さん。もともと山が好きで「自分の心の風景で、癒やし」と感じていた北アルプスを描き始めた。その後、松本を題材にした作品の商品化を始め、2016(平成28)年「旅スル紙」を立ち上げた。現在は東京都内に住み、販売を担う同店の木内文嘉さんと協力しながら新商品の制作に力を入れている。

 本城さんが編集とデザインを担当した、料理家・後藤和美さんの著書「免疫力を高めるために大切にしたい12ヶ月の毎日ごはん」も用意する。「普段の食事を大切にする」をコンセプトに、季節ごとのレシピを紹介。9年前、安曇野市の料理教室「おひさまキッチン」を主宰する後藤さんが「レシピを本にまとめたい」と、当時生徒だった本城さんに相談し、「おひさまキッチンの食卓 安曇野の四季を感じて」を出版した。2冊目となる今回は、昨年の春からオンラインで打ち合わせを重ね、同展に間に合うよう編集を進めてきた。

 松本での展示は3年ぶり、同店では初めて。会期中は、雷鳥やリンゴなどのスタンプを使ってオリジナルグッズを作るコーナーも設ける。初日は本城さんが在廊し、ワークショップに参加した人の作品を見たり、訪れた人と話をしたりと交流を楽しんだ。「松本の人や観光客に喜んでもらえる作品を作っていきたい」と本城さんは笑顔を見せる。

 価格は、ポストカード=198円~。リトグラフ版画作品=2万円~など。営業時間は11時~17時。水曜定休。8月30日まで。

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