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信州スカイパークでバスケイベント-「イスバス」体験やプロ選手と交流も

昨年のフェスティバルの様子©GBC

昨年のフェスティバルの様子©GBC

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 信州スカイパーク(松本市神林)で6月9日・10日、「スプリングバスケットボールフェスティバル」が開催される。

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 9日は、小学生のバスケットプレーヤーを対象に、プロ選手がバスケットのテクニックやノウハウを教える「キッズバスケットクリニック」、参加する子どもたちの保護者を対象に「スポーツケア講習会」を行う。障がい者のスポーツとしてだけでなく、バスケットボールの一つのカテゴリーとして車いすバスケット(=イスバス)を体験できる交流会「車いすバスケット交流会」や「プロチャレンジ」も。

 10日は、「3on3 one-dayトーナメント」を開催。主催のGBC(Global Basketball Concept)実行委員会スタッフとプロ選手の混合チームも含め、全32チームで競われる。希望するチームにはプロ選手を1人加えることができる特別ルールも設ける(申し込み多数の場合は抽選)。終了後は、「スポーツカフェ・ガレージ」(松本市桐2)でプロ選手や、応援する人たち同士の交流イベント「ブースターフェスティバル in Matsumoto」を開催する。

 4回目となる同イベント。「(春のイベントは)裾野を広げる意味合いが強い。子どもたちや保護者らがより安全に楽しめるもの、バスケットボールに興味はあるが実際にプレーする機会がない人が参加できるものを企画した」と同実行委員会事務局長の伊藤慶さん。

 同委員会は2001年に市内のバスケットボール愛好者で結成。毎年秋に3on3のストリートバスケットボールや車いすバスケットボールの大会を実施するなど、バスケットボールを通じてスポーツ振興とバリアフリー、地域活性化を目指す。今年に入り、バスケ用車いすを3台購入。今後、無償レンタルする(イベント時以外、県内在住、指定場所まで取りに来られる人に限る)。「イスバスをやってみたいという声があったことがきっかけではあるが、障がいのためにスポーツを諦めていた人たちに、少しでも支えになればと話して購入を決めた」と伊藤さん。「イスバスをもっと多くの人に知ってほしいし、見てほしい」とも。

 各イベントへの参加は予約制。3on3は1チーム参加費2,000円。プロチャレンジは参加費500円。ブースターフェスティバルは男性=5,000円、女性=4,000円、小学生以下=1,500円。予約はホームページで受け付ける。問い合わせは事務局(TEL 0263-31-5144)まで。

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