松本に中華ダイニング「らんらん食堂」-10年前の出店場所に再出店

「本場の味」を楽しめる店内は、内装も「本場」の雰囲気。

「本場の味」を楽しめる店内は、内装も「本場」の雰囲気。

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 松本市のこまくさ道路沿いに4月14日、チャイニーズダイニング「らんらん食堂」(松本市蟻ヶ崎3、TEL 0263-33-7757)がオープンした。

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 店舗面積は約13坪。赤を基調とした店内には、テーブル席と座敷の38席を用意する。座敷には、同店オーナーの藍廣天(らんこうてん)さんが中国で買い付けた約2メートルという巨大サイズの関羽(かんう)の銅像を置く。関羽は中国では「商売の神様」として祭られ、ほとんどの店舗に置いてあるというが、「まさかこんなに大きいのを買ってくるとは(笑)…」と妻の広江さん。

 メニューは、中国・天津出身のコックが「本場の味」を提供する。点心や炒め物、ご飯物、デザートなど全部で68点を用意。特に「豚軟骨の煮込み」(680円)や「ラム肉のスパイシー揚げ」(680円)など、日本ではあまり知られていない珍しいものが「人気」という。そのほか、5種類の主菜から1種類と、中華粥、副菜、ドリンクがバイキングの「中華粥バイキングランチ」(平日=1,000円、土曜・日曜・祝日=1,200円~)も。「食べ放題で、中華粥も数種類用意しているので好評」と広江さん。

 出店場所は、1999年から2001年まで「藍さんの台所」という店名で2人が営業していた店舗跡。2001年に店舗拡大のため市内中心部に移転、店名も「チャイナトリップバー」に改めた。そのほか「謝藍(しぇらん)」(中央2)も運営している。「『チャイナ~』は若い人たちに料理とカクテルを、『謝藍』はおしゃれして来てもらえるようなちょっと上質な店をコンセプトにしている。『らんらん食堂』は第2の台所のような、大衆的な店にしたかった」(同)。

 「初めて店を出してから今年は10年という節目の年。『基本に戻ろう』という気持ちから、同じ場所でやろうと思った」と広江さん。「子どもから年配の方まで気軽に来てもらえれば」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時。

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