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松本・本庄にフランス焼き菓子店 土曜・日曜限定メニューやパンの販売も

店内は白を基調とした木目調で、明るい雰囲気。右側の壁は黒板になっている

店内は白を基調とした木目調で、明るい雰囲気。右側の壁は黒板になっている

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 フランス焼き菓子店「Biscuiterie soixante-dix(ビスキュイトリー ソワソンディス)」(松本市本庄1)が松本・本庄の相澤病院近くにオープンして1カ月が過ぎた。

店舗外観

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 オーナーパティシエの柚木仁さん、妻の尚さんが切り盛りする。店舗面積は約22坪。昨年12月末に閉店したベーカリーカフェ「WAKU」の跡を居抜きで使う。

 国産の小麦粉を使った焼き菓子は1日10種類ほどを提供する。マドレーヌやフィナンシェ(以上、220円)、ブラウニー(250円)など定番から、チョコレート味のメレンゲ生地にヘーゼルナッツを入れた「クロカンショコラ」(220円)やスライスアーモンドを乗せた瓦型のサブレ「テュイル」(250円)といった商品も。贈答用にギフトボックス(100円)も用意する。

 土曜・日曜は限定メニューの「パリジー」やパンも販売する。「パリジー」(1,080円)は、オレンジコンフィー、マーマレード、チョコチップ、かんきつ系の洋酒を入れたココア味のサブレの土台に焼いたふわふわ食感のアーモンドメレンゲを乗せたタルト。粉砂糖をかけて信州の山々に積もる雪をイメージしたという。パンは、クロワッサン(220円)のほか、「パン・オ・ショコラ」「スイートブール」「チョコチップバトン」(以上、250円)など。袋詰めする前の商品を販売する「できたてday」も不定期で開催している。

 仁さんは製菓学校を卒業し、東京の老舗菓子店に勤務した。その後、渡仏し5年間修業。帰国してからは東京の有名店で働いた。独立して自分の店を持ちたいという思いがあり、昨年10月ごろに準備を開始。尚さんの地元が安曇野市で、隣の松本市を訪れた際に「ハイカラな雰囲気のある松本とフランスの焼き菓子は相性がいいのではないか」と開業を決意したという。

 店名はフランス語で70を意味し「70種類くらいのお菓子を作っていきたい」という思いを込めた。今後は週に1種類ずつメニューを増やしていく予定。尚さんは「定番商品から日本では珍しい物も用意しているので、お気に入りを見つけてもらえれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は、金曜=11時30分~18時、土曜=10時30分~17時、日曜=10時30分~16時。

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