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松本・蟻ヶ崎のカフェで「ちゃぶ台とレコード」展 レコードモチーフの作品も

展示スペース以外にも店内には「マルガリ」のイラストが。「探すのも楽しんで」

展示スペース以外にも店内には「マルガリ」のイラストが。「探すのも楽しんで」

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 松本・蟻ヶ崎の「実家カフェ」(松本市蟻ヶ崎3、TEL 070-6985-4111)で現在、企画展「ちゃぶ台とレコード」が開催されている。

制作した「俺ら実家カフェさ行ぐだ~」レコード

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 市内で活動するグループ「マルガリ製作所」と同店のコラボ企画。アイコン的キャラクター「マルガリ」をモチーフにしたぬいぐるみや「こんがりおじさん」のイラストが入ったTシャツなど、布物や織物、イラストなど約20点を用意する。所長のマルガリさんは「もらったらちょっと戸惑うような、素直に喜べないような『いやげもの』が作品のテーマ」と話す。

 昭和40~50年代のレコードなどをそろえる同店に合わせ、レコードジャケットと、ダンボールで作ったレコードやレトロなテレビをディスプレーしたコーナーも設ける。吉幾三さんの「俺ら東京さいぐだ~」のレコードジャケットをもじった「俺ら実家カフェさ行ぐだ~」も制作。ジャケットにはクワを振るう「マルガリ」を描き、替え歌を記した歌詞カードも入れる。

 同グループは昨年夏から活動を始め、主にフリーマーケットやイベントに出展している。メンバーが同店に客として足を運ぶうちに仲良くなり、制作したタペストリーをプレゼントしたことがきっかけで、展示することが決まった。同店の今西孝恵さんは「レコードをモチーフにしたタペストリーが、店の雰囲気とピッタリだったことがうれしくて。ちょうど店内のレコードディスプレーの方法について悩んでいたこともあって、展示と一緒にお願いした」と振り返る。

 「初めての展示だったので、制作やディスプレー以外にも、DMを配るためにいろいろなお店に行って人とのつながりが広がったことも楽しかった」とマルガリさん。今後は、音楽系のイベントの手伝いや絵本の制作などもしていきたいという。「くすっと笑えるような雑貨とレコードに囲まれて、のんびり過ごしてもらえれば」とも。

 価格は、コースター=350円、Tシャツ=2,500円、マフラー=3,000円など。営業時間は11時~17時。金曜定休。2月28日まで。

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