食べる

松本・元町にラーメン店「めんごころなつ」-自家製麺を鶏ベースのスープで

鶏白湯(ぱいたん)の自家製麺

鶏白湯(ぱいたん)の自家製麺

  • 0

  •  

 松本・元町のケイヨーD2裏に6月27日、ラーメン店「めんごころなつ」(松本市元町1)がオープンした。

白いスタンドチェアーが置かれた店内はすっきりとした雰囲気

[広告]

 店舗面積は約20坪。席数はカウンター9席、テーブル5席。店主の内藤奈津子さんは、ラーメン店「らあめん寸八(ずんぱち)」(筑摩)で3年間ほど修業して独立。「製麺方法や、ラーメン店としてのサービスなど、多くのことを学んだ。自分の店でもそれを生かしていきたい」と話す。

 ラーメンは「鶏白湯(ぱいたん)の自家製麺」と「鶏清湯(ちんたん)の自家製麺」(以上700円)の2種類。麺は、鶏白湯は太めのストレート、鶏清湯は平打ちのちぢれ麺を使用する。化学調味料を使わず素材の味を引き出したスープに、トッピングは豚と鶏の2種類のチャーシューとメンマ、ネギ、のりが載る。

 ほかに、鶏白湯のスープを使った「カレーライス」や「肉こしょうライス」(いずれも大=500円、小=300円)も。現在は、夏季のメニューとして「つけ麺」(850円)も提供する。「つけ麺はリクエストがあったので(笑)。一人でやっているので、なるべく皆さんの要望に応えられれば」と内藤さん。

 内藤さんは神奈川県生まれ。8年前に、以前しばらく住んだことがあった松本に移住してきた。「子どものころは引っ越しを繰り返していたので、子どもができたのをきっかけに、『松本を故郷にしよう』と思い、戻ってきた」と内藤さん。自宅近くで店を構えようと準備を進め、念願の独立を果たした。

 オープンして1カ月。「寸八のころのお客さまや、子どもの保育園や学校の人、近所の人…本当に多くの人に支えられていると感じる」と内藤さん。店内には、常連だったという寸八の近くにある松本工業高等学校の生徒の集合写真が飾られている。「地域の『おふくろ』みたいになりたい。このラーメンで育ったと言ってもらえるような、皆が帰って来られる場所にしていければ」とも。

 営業時間は11時~14時30分、17時~21時。日曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース