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松本・東町に「チャイナスパイス食堂」-3年半ぶりに営業再開

スパイスの説明をしながら調理する白さん

スパイスの説明をしながら調理する白さん

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 松本・東町に9月28日、中国家庭料理店「チャイナスパイス食堂」(松本市大手4、TEL 0263-34-5012)がオープンした。

くんせい豆腐を使う四川風回鍋肉炒め

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 松本深志高校の北側で2009年6月まで営業していた「チャイナスパイス」が移転して再開。テーブル席8席、カウンター席3席を用意する。医食同源の考えに基づいた中国家庭料理を提供する同店。「スパイスには、『補血理気(血液を補ってくれるような食べ物を食べ、滞った気を整える)』の作用がある」と店主の白さんは話す。

 メニューは「桜えびチャーハン」「自家製手作り水餃子」(以上、650円)、「特製カゼ薬膳ラーメン」(800円)など移転前と変わらないものや、「北方郷土豚ホルモン炒め」(680円)、「四川風回鍋肉炒め」(700円)など新たなものも提供。ランチタイムには、「北京風鶏肉炒め定食」(700円)、「四川風麻婆豆腐定食」(750円)など定食メニューや「台湾風担々麺」(700円)、「桜えびチャーハン+水餃子セット」(800円)などを用意する。アルコールは、紹興酒やラオチュウのほか、「北京二鍋頭」(400円)、「山東孔府酒」(1本、2,500円)など中国のお酒をそろえる。

 白さんは中国・湖北省の出身で、画家でもあり、ニ胡奏者でもある。店内の壁面には、白さんが描いた絵や、近年、研究を進める漢字の持つ意味や日本人の苗字についての解説が並ぶ。「3年半のブランクがあるので、ひっそりオープンした(笑)」と白さん。前店からのお客さんも多く訪れ、再会を喜んでいるという。「前店から変わらないものと、新しいものが半々くらい。懐かしいという人も、初めての人もぜひ足を運んでほしい」

 営業時間は、11時~14時、17時30分~24時30分(水曜は夜のみ営業)。

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