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松本・四賀で企画展「ふしぎの庭」 作家13人、400点超の作品並ぶ

「旅をする木」にはさまざまなアイテムをデコレーション

「旅をする木」にはさまざまなアイテムをデコレーション

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 松本・四賀の古民家カフェ「kajiya(かじや)」(松本市五常、TEL 0263-64-3387)で現在、13人の作家による企画展「magical garden~ふしぎの庭」が開催されている。

照明やドライフラワーのアイテムも

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 県内の作家13人が参加する同展。アクセサリーや布もの、オブジェ、せっけん、照明などさまざまなアイテム400点以上が並ぶ。テーマは「おとぎ話に出てくるような秘密の庭」。2部屋を使った会場の奥には、流木を組み合わせて作り上げた巨木のオブジェ「旅をする木」をディスプレーし、不思議な空間を演出する。

 ドライフラワーを使ったアレンジメントやリース、ステンドグラスのオーナメントなど、クリスマスらしさも感じる作品のほか、怪しげな雰囲気を持つ陶製のオブジェなども。リメーク・絵本作家の塩月あいさんは、日々の生活で目線を変えて撮影した写真をろう引きした作品を制作。フランソワーズ工房・小笠原志津子さんは、色を閉じ込めたようなカラフルなせっけんを用意する。

 3年前からこの時期に「冬の贈りもの」をテーマに企画してきた小笠原さんが、「季節にとらわれ過ぎず、新たな展開をしたい」と考え、塩原さんに声を掛けた。「2人でスコットランドの妖精の話をしているうちに、かわいいだけではなく、怪しさもある『不思議な感じの庭』というイメージが浮かんだ」と小笠原さん。それぞれの作家もディスプレーを工夫し、会場全体の雰囲気づくりにも時間を掛けた。「慣れている人もいれば、展示が初めてという人もいたが、気持ちを込めて皆で作り上げた」と塩月さん。

 来場者の中には、「作品だけではなく、空間にも癒やされた」という人も多いという。「気になるものを見つけたり、写真を撮ったり、空間全体を楽しんでもらえれば」と小笠原さん。

 価格は、ブローチ=650円~、ピアス・イヤリング=1,600円~、せっけん=500円~、ドライフラワーのオブジェ=1,800円~など。金曜・土曜営業(12月10日は営業)。営業時間は11時~17時。12月10日まで。

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