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松本のカフェギャラリーで陶芸作家が個展 レリーフ、額付き絵画など150点

さまざまなレリーフ

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 松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、陶芸作家・イラストレーターの金井三和さんによる個展「3月、スミレ研究所展」が開催されている。

多彩な作品が並ぶギャラリー内

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 「スミレ研究所」の工房名で活動する金井さん。同ギャラリーでは10回以上個展を開催しているが、この時期は初めて。「冬が終わって、春は外に出掛ける季節。その気持ちを意識した」と金井さん。レリーフ、ブローチ、掛け時計、皿、箸置き、額付きの絵画など約150点を展示する。

 額付きの絵画の絵は、春を感じさせる色使いで人物や植物が描かれている。陶製の額は、だ円や多角形など、温かみを感じる緩やかなライン。イルフ童画館(岡谷市)で見た、童画家・武井武雄さんが作った額が忘れられず、取り組み始めたという。「以前、大きいものにも挑戦したが難しかった。これからもいろいろ作ってみたい」

 レリーフは、円形と正方形のものを用意。絵を描いたものや、型で押して凹凸をつけたものなど、さまざまなタイプが並ぶ。掛け時計は、鳥や植物をモチーフに、振り子を付けたものも。「平らなものはひびが入りやすく、焼くのが難しい」と金井さん。昨年4月に「まつもと古市」で見つけたブルドッグの型で作ったオブジェは、型も一緒に展示する。

 「窯は野外、釉薬なども外に置いてあるので、いつもは暖かくなってから制作を始めるが、今回は次の季節を意識しながら制作できた」と金井さん。「春になると、ちょっと気分も違ってくる。少しずつ暖かくなってきたのでぜひ足を運んでもらえれば」とも。

 価格は、皿=1,500円~、ブローチ=1,500円、レリーフ=3,500円~、額付き絵=5,000円、掛け時計=8,500円~など。営業時間は11時~20時。火曜、第1・第3月曜定休(21日は営業、23日は休業)。3月31日まで。

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