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「愛」がテーマの女性グループ展、松本のギャラリーカフェで開催

「愛」をテーマにしたさまざまなジャンルの作品が並ぶ会場

「愛」をテーマにしたさまざまなジャンルの作品が並ぶ会場

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 松本のギャラリー&カフェ「憩の森」(松本市城山、TEL 0263-38-7660)で現在、松本平を中心に活動している作家グループ・ARTマーブルによる企画展「愛 vol.1」が開催されている。

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 参加作家は、赤羽佳代子さん(写真)、勝野香代子さん(色鉛筆画)、岸田立子さん(ミクストメディア)、きたはらかおりさん(詩写真)、榊原実喜子さん(銅版画)、佐々木純子さん(筆アート)、杉浦加津美さん(洋画)、滝沢真紀さん(書)、中川美綾子さん(色鉛筆画)、なかたれいこさん(アクリル画)、山口順子さん(パステル画)、山崎里枝さん(ミクストメディア)の12人。同グループは女性だけで結成されている。

 開催は今回で8回目。「愛」をテーマにした作品を出展する。同グループの「仕切り屋」である杉浦さんは淡いピンクやグリーンでさまざまな「愛」を表現。夫からプレゼントしてもらったというフライパンを描いた作品は「絵が描けない日々を送っているときに夫に出会い、こうしてまた描けるようになった。感謝の気持ちと、夫とともに歩む人生のために作品を残したいと思って描いた」という。

 佐々木さんは思い浮かんだ言葉を書いた作品を制作。「愛は一人ではつくれない」は、佐々木さんが19歳の時に浮かんだ言葉。「何気なく書いたものだったが、この言葉を見た友人が『そうなんだよね』と言ってくれた瞬間に自分の中に残る言葉になった」。

 なかたさんは子どものいる風景を描いた作品を出展。「わが子もモデルになっているが、子どものころの自分も表現している。どちらもいろんな『愛』のある思い出が詰まっている」。

 「『愛』は人や環境など対象が広い。さまざまなジャンルの表現者が集まる自分たちにとって、テーマにしやすかった。継続的に表現していきたいものなので『vol.1』とした」と話すメンバー。「メンバーは家庭や仕事を抱えながら活動している女性たちばかり。作品を見て元気になってもらえたらうれしい。男性も気軽に見に来ていただければ」とも。

 営業時間は10時~18時(最終日は17時まで)。木曜定休。入場無料。11月10日まで。

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