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松本・蟻ケ崎にパーソナルジム「カラダのメンテ」 理学療法士の経験を生かして

「地域の健康増進やスポーツをする子どもたちのサポートを通じて夢を応援していきたい」と山本さん(左)と百瀬さん

「地域の健康増進やスポーツをする子どもたちのサポートを通じて夢を応援していきたい」と山本さん(左)と百瀬さん

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 完全予約制のパーソナルジム「カラダのメンテ」(松本市蟻ケ崎4、TEL 0263-87-3087)が松本・蟻ケ崎のMKビル2階にオープンして1カ月が過ぎた。

カフェのような雰囲気に仕上げた内装

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 店舗面積は約45坪。内装はビルの外壁に合わせてレンガ調にし、女性や子どもでも入りやすいように椅子やテーブルを置いてカフェのような雰囲気に仕上げた。

 「体から自分らしい生き方を作る」をコンセプトに、トップアスリート同様のメニューを提供。個人の目的に合わせ、体の状態をチェックした上で指導する。トレーニングはさまざまな部位を鍛えられる「マルチラック」を使ったり、バランスボールやポールなどを用いたりして初心者でも続けやすいようにした。ボディーケアはオールハンドで、筋肉をほぐしたりストレッチを取り入れたりしながら、主に体の動きを良くするための施術を行い、必要に応じて自宅でできるセルフケアの提案もする。料金は各60分=1万1,000円、90分=1万6,500円。

 スポーツをしている成長期の子どものケアも重視した学生向けのメニュー(50分=7,700円)も用意。ほかに部活やスポーツチームに出向いてトレーニングやセルフケアの指導をするチームサポート(180分=2万2,000円~)も行っている。

 店主の山本葵さんは昨年9月まで、相澤病院(本庄2)に理学療法士として勤務していた。成長期の子どものスポーツリハビリテーションやトップアスリートのサポートをする中で「もっと子どもや地域の健康に力を入れたい」と、独立を決意。もともと気が合い、互いに「いつか一緒に仕事をしたい」と話していた同期の百瀬優規さんと2人で開業した。

 オープン後は中学生から80代まで幅広い層の利用があるという。百瀬さんは「パーソナルジムというとトレーナーが主導になるイメージがあるが、お客さんとのコミュニケーションを大切に、お互いに考えながらトレーニングできるようにしていきたい」と話す。山本さんは「理学療法士の経験を生かし、しっかり体に向き合えるサービスを提供する。オープン価格も設けているので実際に体験しに来てほしい」と呼びかける。

 営業時間は10時~20時30分(火曜は13時30分まで)。日曜定休。

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