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長野銀行と漫画家・鈴木ともこさんがコラボ看板 「ENJOY!信州」地域に元気を

「近くで見て初めて分かるような細かい工夫もある」と鈴木さん。写真を撮りに足を運ぶ人も多いという

「近くで見て初めて分かるような細かい工夫もある」と鈴木さん。写真を撮りに足を運ぶ人も多いという

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 長野銀行は、国道19号に面した本店(松本市渚2)正面に、松本市観光大使で漫画家の鈴木ともこさんがデザインしたイラスト看板を設置した。

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 看板は縦1.2メートル、横9.6メートル。チアリーダー姿の同行のオリジナルキャラクター「なのん」と、「ENJOY!信州」のキャッチコピーを書いた旗を持つ鈴木さん自身のキャラクター「ともこ」が描かれている。松本城や旧開智学校校舎など松本の町並みを背景に、生活する人々の姿も。鈴木さんは「地域を応援するという思いに共感して、自分のテーマでもある『ENJOY!』を付けた。看板を見た人が少しでも元気になってもらえれば」と笑顔を見せる。

 コラボは初の試みで、鈴木さんが通う飲食店で出会いがあったり、山をきっかけにファンになったという行員がいたりと、さまざまなところで縁がつながり、実現したという。同行取締役営業統括部長の縣浩幸さんは「地域密着型金融として、地方創生への取り組みを積極的に進める当行と、鈴木さんの地域への思いがぴったりだと考え、何か一緒にやりましょうとお声掛けした」と話す。2月に企画をスタート。松本駅の東側には松本市立博物館建設地にある「仮囲いアート」や、当時開催していた「ENJOY!MATSUMOTO」など鈴木さんの絵を目にする場が多いが、西側にはあまりないことに着目し、本店正面の看板を依頼することにした。

 8月2日のお披露目以降、写真を撮る人の姿も多く見かけるという。同部の宮崎哲さんは「車からも目に留まるし、写真をSNSなどにアップしてくれる人もいてうれしい」と話す。今後もコラボ企画を展開する予定。鈴木さんは「銀行は町の元気の源。コロナ禍で大変なことも多いが、楽しむことで元気が出るようなことを一緒にやっていきたい」と意気込む。

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