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松本の3酒蔵巡る「醸下町松本スタンプラリー」 地元の日本酒知るきっかけに

それぞれの蔵の酒を手にPRする根岸さん(右)と伊藤さん

それぞれの蔵の酒を手にPRする根岸さん(右)と伊藤さん

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 松本市内の3つの酒蔵が展開する「醸下町(じょうかまち)松本プロジェクト」が現在、3蔵を巡るスタンプラリー企画を開催している。

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 スタンプラリーでは、「笹井酒造」(松本市島内)、「善哉酒造」(大手5)、「亀田屋酒造店」(島立)を訪れ、店頭の商品や「推し酒」を購入またはイベントに参加することでスタンプを獲得できる。全て集めると、後日開催予定のイベント優先案内や割引券、最後にスタンプを押した蔵のグッズを進呈する。

 同プロジェクトは、「もっと多くの人に松本の酒を知ってもらいたい」と昨年春に立ち上がった。「善哉酒造」の根岸則夫さんは「1カ所で集まるイベントを行うのはまだ難しいので、それぞれの店に足を運んでもらう方法としてスタンプラリーを企画した。各店の雰囲気を楽しんでもらえれば」と話す。

 同プロジェクトでは、Zoomやインスタグラムを使ったライブ配信のほか、4月には3蔵の酒を使った「醸下町チョコレート」を販売するなどの活動を行ってきた。今後は、テーマを設けて酒を造ったり、イベントを企画したりしていきたいという。「亀田屋酒造店」の伊藤大治さんは「冬は仕込みの時期なので、プロジェクトの活動は春から秋にかけてが本番。『醸下町松本』の名前を少しでも多くの人に知ってもらいたい」と意気込む。

 スタンプラリーは7月14日まで。台紙は各蔵のほかホームページでも入手できる。

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