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松本で「地域に優しい交通」考えるワークショップ 「未来の交通」前向きに検討

「人と人をつなぐハブ的役割の場所」を目指す同施設。「さまざまな人たちが集まれるようにしたい」と保科さん(左)

「人と人をつなぐハブ的役割の場所」を目指す同施設。「さまざまな人たちが集まれるようにしたい」と保科さん(左)

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 松本市総合交通戦略ワークショップ「地域に優しい交通のあり方とは?」が7月9日、松本市のICT拠点施設「33GAKU(サザンガク)」(松本市大手3)で開催される。

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 市交通部と同施設が初めて企画した。電車、バス、自家用車、自転車などさまざまな交通手段を切り口に、松本の「未来の交通の在り方」について検討する。施設長の保科佑樹さんは「利用者目線の意見はもちろん、利用していない方からの『なぜ使わないか』という意見も聞きたい。今後、どうしたらよいかを前向きに考える場にできれば」と話す。

 市が取りまとめた「松本市第11次基本計画(案)」では、公共交通利用者の減少や、交通渋滞などさまざまな交通課題の解決に向けて、地域交通ネットワークの維持・充実を図り、公共交通を中心としたまちへの転換を目指すことを記している。今夏には、市総合交通戦略、松本市域公共交通計画、市自転車活用推進計画の策定を目指し、7月19日までパブリックコメントを実施している。

 交通部は今年4月に新設。「直接、住民の声を聞きたい」と異業種の交流の場となっている同施設と共同で企画を進めてきた。保科さんは「幅広い年代の方々、特にこれからの松本の未来を担う若者たちの思いを聞く場になれば」と期待を寄せる。

 開催時間は19時15分~(1時間30分程度を予定)。参加無料。申し込みはウェブサイトで受け付ける。

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