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松本・駅前大通りに北欧ビンテージ&雑貨「キルシッカ」移転 2フロアに拡張

「少し時間はかかったが、イメージした通りの空間に仕上がった」と2人は声をそろえる

「少し時間はかかったが、イメージした通りの空間に仕上がった」と2人は声をそろえる

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 北欧ビンテージ食器とデザイン雑貨店「kirsikka(キルシッカ)」(松本市深志3、TEL 0263-88-8208)が7月20日、松本・駅前大通り沿いに移転オープンした。

テーマカラーを取り入れたタイルが目印の外観

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 松本パルコ近くのふじやビル2階から移転した。店舗面積は1階=約12坪、2階=約6坪。店主の落合克則さんは「前の店は2階だったのであまりなかったが、今は足を止めてそのまま入ってきてくれる人もいる。ディスプレーで季節感も出していければ」と話す。

 1階は販売スペースで、フィンランド・スウェーデンを中心にセレクトしたアイテムを用意。現地で直接買い付けてくる1960年代~70年代のビンテージ食器をはじめ、オブジェ、ファブリックや食品などが並ぶ。

 2階はギャラリー・イベントスペースとして活用。テーマを決めて商品を展開する企画展や、ワークショップなどのイベントを行う。「前店では、ワークショップのときはいったん店を閉めてスペースを確保しないといけなかったので、もっとゆっくりできるスペースがほしかった」と妻の有紀さん。今後は、ランチを挟んで1日じっくり時間をかけて取り組むようなワークショップも開催したいという。

 前店は2013(平成25)年8月にオープン。少し手狭になってきたこともあり、引っ越しを検討する中で、通勤路の途中にあった同物件に出合った。「県外へのイベント出店も多く、遠方から訪ねてくれる方も多い。駅から歩ける範囲で、美術館や芸術館、そしてあがたの森に通じる道ということが決め手になった」と克則さん。もともとは住宅だった物件を改装し、ファサードの形やドアの木目など細部にもこだわり、テーマカラーにしている青緑色は、タイルの色に取り入れた。

 ガラス張りのファサードからは、ディスプレーしたアイテムが見え、足を止める人や、信号待ちの車の中から見ている人も多いという。「お客さまから、『北欧の店みたい』と言ってもらえるのがうれしい。北欧の気分も楽しんでもらえれば」と2人は笑顔を見せる。

 営業時間は11時~19時。火曜・水曜定休。

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