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松本・縄手に「monoストア」 地元紙卸会社が直営、デザイン力生かした土産物も

デザインや印刷の相談も気軽に受け付ける

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 松本・縄手通りに4月1日、松本の土産や雑貨を扱う「monoストア」(松本市大手4、TEL 0263-87-6106)がオープンした。

手描きイラストの「城下町まつもとシリーズ」

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 店舗面積は約9坪。運営は、印刷用紙や包装資材などを扱う大徳紙商事(笹賀)。「松本の美味しいモノ、かわいいモノ、面白いモノ」をテーマに、地元企業の商品や、同社のデザイン部門Kami Laboが手掛けた商品などを中心に取りそろえる。

 松本城やリンゴなど手描きのイラストがデザインされた「城下町まつもとシリーズ」は、手拭いやポストカード、缶バッジなどを用意する。同じデザインの外箱や包装紙を使った「手作り城下町みそまんじゅう」(6個入り、756円)や「栗田の塩ようかん」(648円)なども。

 「松本セレクトシリーズ」は、丸正醸造(出川町)、飯田屋飴店(大手2)、横山製菓(本庄1)など地元企業の商品を同社デザインの統一パッケージで展開。同社営業部次長で同店マネジャーの古畑泰明さんは「ここでしか買えない『松本産』のアイテムをそろえたかった。今後、さらに商品を充実させたい」と話す。

 ペーパークラフト「松本城」、松本城や常念岳をイメージした紙を集めて作った「紙屋のメモ」、好きなコンペイトーを詰め合わせることができる紙箱など、同社が手掛ける「紙ものアイテム」のほか、地元デザイナーに依頼したシールも。さかた菓子舗のおやき、「松本山雅どら焼き」なども扱う。

 昨夏、仕事を通じてつながりがあった同通り商店街から、空き物件が出たと話があり、「お城周辺では、松本らしい土産が買える店が意外と少ないと感じていた。これまで小売りをしたことがなかったが、社長に相談するとOKが出た」と古畑さん。店内の内装や棚など、社員たちで少しずつ準備を進めてきたという。「自分たちの強みを生かして皆さんに喜んでもらえる店にしていきたい。観光客はもちろん、地元の人にも気軽に足を運んでもらえれば」とも。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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