松本大学そばにホットドッグとポップコーンの専門店-「アメリカン」にこだわり

赤、白、黒をベースに、アメリカのドライブインをイメージした「Ritz」店内。

赤、白、黒をベースに、アメリカのドライブインをイメージした「Ritz」店内。

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 松本大学そばの国道158号線(上高地線)沿いに5月8日、ホットドッグとポップコーンの専門店「Ritz(リッツ)」(松本市新村、TEL 0263-48-6645)がオープンした。

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 店舗面積は25坪、客席は21席。店内は赤、白、黒をベースにしたデザインで、掲示しているメニューの書き方など、アメリカのドライブインをイメージ。ホットドッグ(490円)は「スタンダード」「ホワイトキャニオン」「チェダーイン」などソーセージの種類が5種類から、パンはハードとソフトから選べる。ポップコーン(300円~)は「バターソルト」や「ミルキーキャラメル」など30数種類から日替わりで6種類が店頭に並ぶ。

 店長の太田尚良さんは、12年間勤めていた会社を辞めて同店を開いた。「勤めているときは、3人の子どもとの時間がなかなかとれなくて。妻が1950~60年代のアメリカ音楽にあこがれていて、そうした音楽を聴ける店を出したいと言う思いもあり出店を決めた」とオープンの経緯を話す。

 「最近アメリカ風のハンバーガー店が近くに増えてきているなと思っていた」という太田さん。そんな時に「これはうまい」と思えるソーセージに出会い、「これでホットドッグができないか」と思ったことが、ホットドッグ店になったきっかけ。「ソーセージに負けないようなしっかりしたパンが必要」と合うパンを探して、市内のベーカリー「パントリーマルナカ」に協力を依頼。最初はフランスパンベースのハードなもののみだったが、「小さな子や年配の方も考えて」(太田さん)、ソフトなパンも用意した。

 「ポップコーンもアメリカらしい食べ物」と日本中のポップコーン店を回った。人気が高いのは、「スペシャルキャラメル」「バターソルト」「カレー」など。そのほか、「うめかつお」「トマト」「のりわさび」などの変り種も評判がいいという。ポップコーンは毎晩翌日分を仕込むため、提供できる量は限られており、人気の種類になると午前中に終わってしまうこともあるという。「今では朝に『今日のポップコーンは何ですか』と電話も来るようになった」(同)。

 「今後は変り種のホットドッグやトッピングの種類を増やしていきたい」と太田さん。「ハムカツドッグは提供したことがあるが、コロッケドッグや山賊焼きドッグなども試していきたい」と話す。

 営業時間は10時30分~19時。月曜定休。

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