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松本の書店で「涸沢ヒュッテに行く二人」展 木版画と絵画で「山の魅力」を

2人の作品は交ぜて展示。「共通のテーマなので違和感がなかった」と松永さん。

2人の作品は交ぜて展示。「共通のテーマなので違和感がなかった」と松永さん。

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 木版画作家・尾崎和美さんと、画家・マメイケダさんによる2人展「涸沢ヒュッテにいく二人」が現在、松本市の書店「栞日(しおりび)」(松本市深志3、TEL 0263-87-5733)で開催されている。

並べて展示されている2人の作品

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 北アルプス・涸沢の様子を描いた作品、50点以上を展示する。尾崎さんは、風景や植物をモチーフに制作。「涸沢で見た植物」は、チングルマなど5種類の高山植物を並べ、「夜のガスとヤツデの話」は、彩色を施して幻想的な雰囲気に仕上げた。

 マメさんは、緑豊かな夏山や、山小屋からの眺望、おにぎりや果物など道中の食事を描いた絵画を出品。クレパスを用いたカラフルな作品のほか、ドローイングもある。ほかに、マメさんが初めて挑んだ木版画や、2人の合作も用意する。企画した「ぽけっつ」(岡谷市)の松永大地さんは「一緒に見た風景が、2人それぞれの表現で作品になっているのが楽しい」と話す。

 松永さんの義父が営む「涸沢ヒュッテ」のTシャツ用に、マメさんにイラストを依頼したことがきっかけで、2018(平成30)年8月、同店でマメさんの個展を開催。翌年は滞在制作しながら、2回目の展示を行った。3回目に向けて松永さんが、「少し趣向を変えたい」と、以前、同ヒュッテの手拭いの絵柄を手がけてもらった尾崎さんに声をかけて2人展を企画。今年7月、2人と共に涸沢へ登った。尾崎さんにとっては初の本格的な登山だったという。

 初日の17日から3日間は、尾崎さんとマメさんが在店。以前、同ヒュッテで働いていたという人や登山客も訪れ、「いつも見ていた風景が絵になっている」という声や、登山をしたことがない人からは「行ってみたくなった」という声が寄せられたという。松永さんは「この場所と、山好きな人をつなぐことができればうれしい。夏山の風景をのぞきに来てもらえれば」と呼びかける。

 価格は、手拭い=1,200円~、Tシャツ=2,750円~、版画=3,880円~、スケッチ=3,000円、絵画=1万5,000円~。営業時間は7時~20時。水曜定休。10月2日まで。

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