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松本・平田の書店で「全国新聞社ふるさとブックフェア」 28社の「ご当地本」

各新聞社の書籍が並ぶ店内。「旅に行った気分を味わってもらえれば」とも

各新聞社の書籍が並ぶ店内。「旅に行った気分を味わってもらえれば」とも

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 全国各地の地方新聞社が出版する本を集めた「全国新聞社ふるさとブックフェア」が現在、松本・平田駅近くの書店「興文堂平田店」(松本市平田東2、TEL 0263-58-0323)で開催されている。

全国各地の朝刊も展示

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 信濃毎日新聞社など全国各地の地方紙28社が出版する約1600冊を紹介。各地の文化や歴史をテーマにしたもののほか、鉄道、旅、グルメなど地域色豊かな書籍が数多く並ぶ。各新聞社の「イチオシ」本については、コメントを書いたPOPを用意。フェアに合わせて各新聞社から取り寄せた3月3日の朝刊を集めて展示するコーナーも設ける。

 「お城」をテーマにした本もピックアップ。中信地域に3店舗構える同店の今月のベストセラー1位になっている「松本城のすべて」(信濃毎日新聞社)のほか、「親子で学ぶ松江城シリーズ」(山陰中央新報社)、「首里城 象徴になるまで」(沖縄タイムス)などもある。興文堂(塩尻市大門3番町)の奈良井功社長は「各新聞社に依頼して、お城の本に力を入れた。写真や絵図のほか、戦国・近世の歴史、武将、城下町などさまざまな観点から捉えた幅広い本がそろった」と笑顔を見せる。

 松本市内では初開催。これまで、長野市や岡谷市の書店で開催されたことはあるが、「地元の本屋として、うちで開きたいと思って手を挙げた」と奈良井社長。同フェアをきっかけに初めて同店を訪れるという人もいるという。「普段、なかなか出合えないような本も多いので、手に取ってもらえれば」とも。

 営業時間は10時~19時。5月22日まで。

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