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松本で「食の安全を守る人々」上映 「未来の子どもたちのため」考える機会に

「食の安全を守る人々」チラシ

「食の安全を守る人々」チラシ

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 ドキュメンタリー映画「食の安全を守る人々」が4月2日、松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で上映される。

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 同作は、プロデューサーを務めた元農林水産大臣で弁護士の山田正彦さんが、国内外の研究者や農業の現場を取材。農薬の大幅な規制緩和や、ゲノム編集食品の流出、急速な農業のグローバル化などの問題に踏み込み、日本の農と食の現状を伝える。山田さんが、農業をテーマに長年映画を撮り続けてきた原村政樹監督と、前作「タネは誰のもの」に続きタッグを組んだ。ナレーションは俳優の杉本彩さん。

 昨年4月に「タネは誰のもの」を自主上映した、「平和の種をまく会」の小林瞳さんと、松本市の6団体で構成される「松本市の学校給食を何とかしたい会」の荒屋恵さんが企画。「表に出ない日本の農業の問題を見ることができる。自給率の低さ、気候変動、農薬の被害などの危機から食と命を守る行動が必要」と小林さん。小学生の子どもを持つ荒屋さんは「農薬散布による被害を知ってもらいたい。今まで関心のなかった保護者の方も、子どもと一緒に考えてほしい」と話す。

 当日は上映後に、山田さんを迎えてトークイベントと質疑応答を行う予定。小林さんと荒屋さんは「未来の子どもたちのために、多くの人に足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は13時~16時30分(開場は12時30分)。参加費は1,000円(高校生以下無料)。申し込みはウェブサイトで受け付ける。

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