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安曇野・穂高駅前に「安曇野ブルワリー」 パブ併設、GWには自社醸造ビールも

「3人とも親の代から知っている仲」という斎藤さん(右)、細田さん(中)、降籏さん

「3人とも親の代から知っている仲」という斎藤さん(右)、細田さん(中)、降籏さん

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 安曇野産の原材料を使いクラフトビールを醸造する「安曇野ブルワリー」(安曇野市穂高、TEL 0263-88-2947)がJR穂高駅前に2月11日、オープンした。

現在は中信地域で醸造するクラフトビールを提供

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 店舗面積は醸造所とパブを合わせて約30坪。パブの席数はテーブルとカウンターで20席。タップを6つ備え、現在は松本ブルワリーや白馬ブルーイングなど中信地域で醸造する5社のクラフトビール(ラージサイズ=1,250円、レギュラーサイズ=700円)を提供する。

 フードメニューは安曇野産の食材をふんだんに取り入れる。メインに提供するピザは、ワサビや野沢菜、キノコを使った「安曇野スペシャルピッツァ」(1,620円)や、同社が生産したホップをのせる「安曇野産ホップピッツァ」(1,080円)など7種類。ほかに、「自家製ソーセージ3種」(1,000円)や「ピザ風山賊焼き」(990円)、「小エビと安曇野産玉ねぎのフリット」(660円)、「野沢菜のポテトサラダ」(350円)などもある。

 2015(平成27)年冬、「穂高ブルワリー」を運営するエイワ(穂高北穂高)から「特徴のあるビールを造りたい」と相談を受けた市農政課が、市内の米農家・斎藤岳雄さんらにホップ作りを提案。「50年ほど前には安曇野でもホップを作っていたのでやってみようと思った」と斎藤さんは振り返る。翌年、同じく米農家の降籏治喜さん、細田直稔さんと共に「安曇野産ホップを生産する会」を発足し、遊休耕作地を開墾して生産を始めた。県の元気づくり支援金を活用しながら取り組みを進め、2018(平成30)年8月に開催した「安曇野ビール祭り」で安曇野産ホップと麦芽を使ったビールをお披露目した。

 その後、県内のブルワリーにホップを使ってもらったり、醸造を委託したりするうちに、「自分たちでも造りたい」という思いが募ったという。昨年2月、穂高駅前の土産物店が閉店し、居抜き物件にしていたところに遭遇。「ここなら醸造と提供ができるのではないか」と動き始めた。7月には合同会社を設立。斎藤さんは「これまで地域のみんなでいろいろなことに取り組んできて、ここなら一緒に安曇野の農作物の魅力を発信できると思った。生産者の顔が見えるような商品を提供する場にしたい」と意気込む。

 連休を目標に自社醸造のクラフトビールが提供できるように準備を進めている。「設備が整うまで時間がかかったが、ようやくめどが立った。ホップ、麦芽、そして水も100%安曇野産。地元で造ったビールを味わってもらいたい」とも。

 営業時間は、11時30分~14時、18時~22時。月曜定休。

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