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松本駅前にカレー専門店「メーヤウ」 初のフランチャイズ、バイキング形式で

「インド風チキンカリー」などの定番に加え、「日本風ジャパニーズカリー」など駅前店オリジナルも

「インド風チキンカリー」などの定番に加え、「日本風ジャパニーズカリー」など駅前店オリジナルも

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 カレー専門店「メーヤウ松本」駅前店(松本市深志1、TEL 0263-31-0419)が松本駅前記念公園近くに12月3日、オープンした。

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 店舗面積は約20坪。席数はカウンター・テーブル合わせて24席。松本市内に2店舗を構えるカレー専門店「メーヤウ」初のフランチャイズ店として、10月末まで沖縄料理店「OKINAWA KITCHEN」を営業していた「Good Food Enterprise」(同)が経営する。

 カレーは食べ放題でバイキング形式。「メーヤウ」がレシピを提供する「インド風チキンカリー」や「タイ風グリーンカリー」など5種類と、同店オリジナルの「日本風ジャパニーズカリー」やホワイトシチューなど4種類を用意する。料金は1,480円(学生は1,300円)で、200円追加でドリンクバーを付けることもできる。テークアウトにも対応する。

 アルコールは、オリオン(600円)やシンハー(450円)など瓶ビールが中心。前店で提供していた「沖縄そば」(900円)、「タコライス」(850円)などもサイドメニューで展開する。副社長の百瀬レジーさんは「沖縄料理も合わせて楽しめるように充実させていきたい」と話す。

 百瀬さんは2014(平成26)年に「OKINAWA KITCHEN」、2018(平成30)年にカフェ&ダイニングバー「Also(オルソ)OKINAWA」(中央2)をオープン。今年4月には安曇野に甲信越地方初となる「やっぱりステーキ」(安曇野市三郷温)をフランチャイズ出店した。「商材の強さを実感した」と振り返る。新型コロナの影響が長引き、アルコールに頼らないスタイルを模索する中で、自身も長年ファンだという「メーヤウ」のカレーを提供したいと考え、「メーヤウ」の店主・小山修さんに相談した。

 「前々からフランチャイズに向いているとは思っていた」と小山さん。直営店の桐店と信大前店は、松本駅からは歩いていけない距離にあるため、市外から訪れる人などからは「駅近の出店」の要望もあったという。レシピを提供するカレーのほか、オリジナルも置くことで、差別化を図った。「商圏が近いこともあるので、駅前店ならではの個性も持たせたかった。うちの商品との組み合わせも新たな可能性があって面白い」。松本で開業しておおよそ30年という節目の年でもあったことから、店名も地名を冠した「松本メーヤウ」に変えた。

 「店を始めることが決まったときはうれしかったが、オープンしてからはプレッシャーも感じる」と百瀬さん。以前から通っていたという信大OBなども多く訪れるという。「地域の皆さんにとって確立されたスタイルがある『メーヤウ』の看板に恥じないよう、カレーと向き合っていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~21時。

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