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「信州松本カリー名店シリーズ」第6弾 「メーヤウのグリーン」、コク再現し商品化

「メーヤウのグリーン、と言ってもらえる再現率だと思う」と小山さん(写真左)

「メーヤウのグリーン、と言ってもらえる再現率だと思う」と小山さん(写真左)

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 カレー食べ歩きスタンプラリー企画「松本カリーラリー」を主催する松本カリー推進委員会と、井上百貨店(松本市深志2)が、「メーヤウ」(桐2)の味をレトルトで商品化した「タイ風グリーンカリー」を12月18日から販売する。

「タイ風グリーンカリー」

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 昨年2月から取り組む「信州松本カリー名店シリーズ」の第6弾。店主の小山修さんは「グリーンカレーはレトルトや缶詰も多いのでうちが商品化しなくてもと思っていたが、いろいろ比較してみて、ちゃんと持ち味が出せれば差別化を図れると感じた」と話す。豚バラ肉を使ってコクを出し、ココナツミルクの風味は控えめにしているという特徴を再現。商品化は3つ目ということもあり、「最初の試作でかなり精度が高いものができ、試作の回数も第1弾と比べると半分くらいで仕上がった」と振り返る。

 「松本カリーラリー」は2015(平成27)年にスタート。「ご当地カレーを販売したい」という思いは当初から強く、開発プロジェクトを立ち上げて試行錯誤を続けてきた。地元食材やジビエのカレーを作ったこともあったが、「松本の店で普段食べているカレーこそが、皆さんが求めているものなのではないか」と、第1弾として「メーヤウ」をはじめ市内4店の味を昨年8月発売した。

 「メーヤウ」としては、第1弾の「インド風チキンカリー」に続き、今年5月に「インド風ポークカリー」も販売を開始。小山さんは「常連客がストック用にまとめ買いしてくれたり、信大のOB・OGが『思い出の味』として仲間に送ってくれたりしている」と笑顔を見せる。

 18日からは、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」(東京都中央区)で、これまでの6商品と井上百貨店が携わった地元ゆかりのレトルトカレーを期間限定で販売する。井上百貨店の井上博文常務は「個性ある土産物として県外にも自信を持って発信できる商品。松本の魅力をカレーで伝えていきたい」と話す。

 200グラム入りで、価格は600円(税別)。井上百貨店本店、アイシティ21、メーヤウ桐店・信大前店のほか、梓川SAなどでも販売する。

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