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「松本カリーラリー」がカレーに合うビール 「松本ブルワリー」と共同開発

松本カリーラリー公式アルコール飲料「インディア・マサラ・エール(IMA)」

松本カリーラリー公式アルコール飲料「インディア・マサラ・エール(IMA)」

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 カレー食べ歩きスタンプラリー企画などを行う「松本カリー推進委員会」が、クラフトビール製造会社「松本ブルワリー」(松本市中央3)と共同開発した松本カリーラリー公式アルコール飲料「インディア・マサラ・エール(IMA)」が現在、販売されている。

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 一般的にカレーによく使われているカルダモンとショウガをメインに、アニス、ブラックペッパー、ブラックカルダモン、コリアンダーなどのスパイスを入れて醸造。カレーと一緒に飲むことを想定して、辛さよりも香りを重視し、スパイスとホップの両方の香りを感じられるように仕上げた。

 同委員会では、昨年11月に八幡屋礒五郎(長野市)と共同開発したオリジナルのガラムマサラを発売。その際に協力したカレー店「メーヤウ」(松本市桐2)、「DOON食堂印度山」(大手4)、「がねいしゃ」(城東2)の3店主と「松本ブルワリー」のヘッドブルワー・勝山拓海さんが一緒に開発した。同ブルワリーでもスパイスを使ったビールは初めてだという。実行委員長を務める「メーヤウ」店主・小山修さんは「同じ飲み物なので、チャイで使っているスパイスをヒントにした」と話す。

 小山さんが勝山さんに、スパイスを使ったビールを提案したことがきっかけ。「カレーとビールは相性がいい。試作ができるわけではないので、味がまとまるか心配していたが、さすがというものに仕上がった」と小山さん。醸造や瓶詰めの作業にも立ち会って見届けた。

 「ホップの香りと苦みもあり、後からスパイスの香りを感じられる。飲むと自然とカレーが食べたくなるし、カレーを食べると思わず飲みたくなるはず」と小山さん。カリーラリーは3月31日まで続く。「カレーとビール、それぞれが新たな出合いになればうれしい」とも。

 開発に携わった3店舗と松本ブルワリータップルーム・本町店のほか、カリーラリー参加店の一部で提供。瓶は、松本ブルワリータップルーム・本町店、中町店と、イオンスタイル松本店、井上百貨店、アイシティ21でも販売する。参加店で5杯飲むと松本ブルワリーのオリジナルキーホルダーを進呈するスタンプラリー企画も行う。

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