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松本で「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」上映 「普段の食」見つめる機会に

「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」チラシ

「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」チラシ

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 遺伝子組み換え食品の真実を追うドキュメンタリー映画「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」が3月2日、神宮寺アバロホール(松本市浅間温泉3)で上映される。

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 同作品は、3人の子どもを持つジェレミー・セイファート監督が、遺伝子組み換え食品の謎を解くために家族と共に取材の旅をする様子を描いたもの。取材を重ねるうちに、食産業の実態が明らかになっていく。ドキュメンタリーでありながら、「どんな食べ物を家族で選択するのか」という問いの答えを見つけるまでの「家族の成長記録」ともいえるロードムービー。

 実行委員会の竹村さんは「遺伝子組み換えについて、肯定・否定どちらの意見も知ることができるので、いろいろ考えるきっかけとなる作品」と話す。否定的な立場を取る人だけではなく、実際に遺伝子組み換え食品の栽培を行っている人へのインタビューもあり、両方の視点から考えさせられるという。「家族もテーマになっているので、ストーリーも分かりやすく、構えず見ることができると思う」とも。

 昨秋、同作品を見た竹村さんが「身近な人にも見てもらいたい」と実行委員会を立ち上げた。「普段何気なく、当たり前に食べている物のことを考えるきっかけになれば。小さなお子さんがいる家庭の方をはじめ、将来子育てをしたいという若い方にも足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 上映時間は、10時30分~、13時~。料金は500円。問い合わせは竹村さん(TEL 080-7696-4380)まで。

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