松本で「シューカツNAGANO応援隊」交流会 就活生と若手社員が話す場に

ざっくばらんな雰囲気で会話する参加者たち

ざっくばらんな雰囲気で会話する参加者たち

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 長野県で働く魅力を就活生に伝える県内企業の若手社員「シューカツNAGANO応援隊」と就活生の交流イベントが2月9日、マイナビ松本支部(松本市深志1)で行われた。

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 同応援隊は、県内企業の魅力や長野で暮らす良さを就活生に伝えるために、県が立ち上げたもの。2015年からスタートし、現在、県内企業の若手社員30人が活動している。同イベントは、県内外の大学生・大学院生・短期大学生・専修学校生を対象に、昨年12月から東京・長野・松本で計5回開催している。

 当日は、6人の応援隊と約10人の就活生が参加。前半のパネルディスカッションでは、就活生からの「なぜ長野県で就職したのか」「長野県の魅力は?」などの質問に応援隊が答えた。「本命だった企業の面接で緊張しすぎて失敗した。何度か面接を経験して、慣らしておけば良かった」「就活のときは(東京-長野の)移動のための時間とお金が大変だったので、うまくやりくりする必要がある」などのアドバイスも。「やりたいことがある人は?」という応援隊からの問い掛けには半数以上の手が挙がり、「やりたいことや入りたい会社がある人は、企業がどんな人と一緒に働きたいかを想像してみることが大事」とのアドバイスに、うなずいたりメモを取ったりしながら真剣に聞く就活生の姿が見られた。

 後半は小グループの座談会形式。就活生が座る6つのテーブルに応援隊が1人ずつ座り、10分交代で質問しながら話を深めた。少人数ということもあり、各テーブルはざっくばらんな雰囲気で、希望職種や働き方のことから趣味のことまで会話も弾んだ。

 「就活生にとって、年の近い先輩と直接話ができる場は貴重だと思う」と県産業労働部労働雇用課の北澤信之さん。「長野へのUIターンを迷っている学生の皆さんの後押しになれば」と話す。

 2月27日には、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」(東京都中央区)でも開催する。申し込みはウェブで受け付ける。問い合わせは同課(TEL 026-235-7201)まで。

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