「安曇野オリジナルメニュー」ネーミング募集-食材もシェフも地元で

編集部の山田ひとみさんと「paprika」6月号

編集部の山田ひとみさんと「paprika」6月号

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 トータルデザインを手がけるパプリカ(安曇野市穂高、TEL 0263-87-0222)は、安曇野のレストラン・シェフによる安曇野産の豊かな素材を生かしたオリジナルメニューの「総称」を募集している。

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 同社社長の浅井工壹さんが、同市安曇野ブランド推進室の室長と「安曇野の食のブランドみたいなものを作っていきたい」と話したことがきっかけとなり、同社が企画・主催することになった。発表会は今年の10月ごろを予定している。

 「安曇野といってイメージするのは自然や美術館だと思う。それ以外にも、例えば特産品や名菓など、形として手にできるものがあるといいと思った」と浅井さん。同社は今年3月にフリーペーパー「paprika(パプリカ)」を創刊。松本・安曇野周辺地域の情報を扱うメディアを持つことで、地域の活性化について考えるようになったという。「『ここでできること』が何かないかと考えて、今までの経験を生かしてデザインと情報発信の両方をやっていきたい」(浅井さん)という思いを徐々に形にしつつある。

 現在は安曇野産の野菜の通信販売や、地元のパティシエと相談しながら安曇野の「名菓」を考案する企画も進めている。「すぐに定着するとは思っていない。何年かかけてじっくりと、安曇野だからこそ味わえるようなものを浸透させていきたい」と浅井さん。

 募集している「安曇野オリジナルメニュー」は、安曇野産の食材を使って、安曇野のレストラン・シェフがレシピを考え、調理するもの。具体的なメニューはまだ決まっていないが、「まずは総称となるネーミングを募集している」(同)。「親しみやすくて安曇野らしい、素敵なネーミングをぜひ」とパプリカ編集部の山田ひとみさんは話す。

 応募締め切りは6月30日。メール(entry@paprika.co.jp)と郵送で受け付けている。

パプリカ松本・安曇野で地域密着のフリーペーパー創刊-地元デザイン会社(松本経済新聞)

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