松本駅前に7月27日、ラーメン店「一気通貫」（松本市深志1、TEL 0263-88-8803）がオープンした。

　店舗面積は約30坪。席数はカウンター、テーブル合わせて39席。同店は釜飯店などを展開する「おぎのやグループ」（群馬県安中市）の系列店で、「一気通貫」としては諏訪インター店に続き2店舗目。店内の壁一面に、スープや麺、具材など、同店のこだわりを描く。

　メニューは、豚骨と鶏ガラスープをベースに、特製のしょうゆだれを加えた豚骨しょうゆ味がメーン。定番は「とんこつ醤油（しょうゆ）らーめん」（650円）、豚骨でもあっさりとした風味の「とんこつ塩らーめん」（700円）、ピリ辛の「辛みそねぎらーめん」（730円）。

　鶏ガラ系は「醤油らーめん」（580円）や「鶏のあんかけ醤油らーめん」（750円）、「みそらーめん」（630円）など。麺を「太め」「中太」「細め」から選ぶことができたり、トッピングの白髪ネギを万能ネギに変更できたりと、さまざまな要望にも対応する。「トマトスーラータンメン」（750円）は、酸味と辛みが融合したオリジナルメニュー。「トマトのさっぱり感が特徴。特に女性のお客さまに人気」と店長の伊藤武司さん。

　現在は夏季限定メニューとして、黒酢を使用してさっぱりと仕上げた「冷やし中華」と、ゴマだれの「冷やし坦々麺」（以上700円）も用意する。「中華丼」（680円）や「チャーハン」（580円）、「ピリ辛雑炊」（500円）などのご飯ものも豊富にそろえる。

　「他のチェーン店にはない幅広いメニュー展開を目指している」と伊藤さん。「『おいしかった』と言ってもらえるように精魂込めて手作りしている。駅前で立ち寄りやすいと思うので、気軽に足を運んでほしい」とも。

　営業時間は11時～22時30分（ラストオーダー）。