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松本・梓川に「らあめん寸八」のれん分店-アゴだしのあっさり麺も

唯一のあっさり味「アゴだし中華そば」(並700円)

唯一のあっさり味「アゴだし中華そば」(並700円)

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 松本・梓川に2月18日、ラーメン店「あずさ川らあめん つき(付)」(松本市梓川倭、TEL 0263-78-2915)がオープンした。

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 席数はカウンター・テーブル・小上がりで24席。ラーメン店「らあめん寸八(ずんぱち)」からのれん分けした同店。店長の横山晴彦さん(31)は「寸八」で3年間修行し、店長を経て同店をオープンした。「未経験で『寸八』に入ったが、ラーメンの世界は奥が深く、のめり込んでいった」と横山さん。店名に付く「付」の字は、「人」と寸八の「寸」を表している。

 「『寸八』よりも濃い味が特徴」(横山さん)というメニューは、「背脂豚骨醤油らあめん」(並700円)をはじめ、白こうじみそを使った「味噌(みそ)らあめん」(並750円)、同店オリジナルの「味噌つけ麺」(200グラム750円)など。「味噌らあめん」と「味噌つけ麺」は辛さ調節が可能。「アゴだし中華そば」(並700円)は唯一のあっさり味。アゴ(トビウオ)をふんだんに使ってだしを取る。「煮干しより風味が強いが、魚臭くない」(横山さん)。麺メニューは味と麺の硬さ、油の量の調整ができる。トッピング(50円~250円)は味玉や生キャベツなど用意する。

 「寸八」にはない一品メニューも提供する。豚骨しょうゆのスープにカレールーを溶いた「豚骨辛口カレーライス」(小250円)や、豚骨みそのスープで煮込んだ「豚骨味噌モツ煮込み」(300円)など。

 2人の子どもを持つ横山さん。自身の体験からキッズメニューも用意する。「お子様らあめん」(500円)は半量の「アゴだし中華そば」にカルピスと、半ライスまたは味玉を付ける。「外食するとき、子どもを連れて行ける店は…と場所を考えてしまうことがある。子連れの方でも気軽に来てもらえるように」。

 「『寸八』にはないものを出していきたい」と横山さん。「塩味が好きなので、6月ごろ定番メニューに加える予定」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~21時。火曜定休。

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