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松本に「コミュニティースナックまさこ」 地元ラジオパーソナリティーが開業

ラジオの仕事が終わってから店を開けるという塚原さん

ラジオの仕事が終わってから店を開けるという塚原さん

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 ラジオパーソナリティーの塚原正子さんが、松本・大手の「イーストタウン」2階に「コミュニティースナックまさこ」(松本市大手4、TEL 070-8310-1393)を3月3日、オープンした。

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 店舗面積は約4坪で、カウンター席7席を設ける。壁にはレコードを飾り、客の要望に応じてプレーヤーで流す。アルコールは、生ビール、ワイン、ウイスキー、焼酎、カクテルなどをそろえるほか、ノンアルコールも充実させた。ロックスターが愛飲していたというウイスキーなどもある。ワンドリンクとおつまみ付きのセット料金(2時間)は2,200円で、飲み放題セット(同)は3,850円。食事は隣のカレーと多国籍料理の店「Thumbs Up(サムズアップ)」から出前を取ることができる。

 交流分析士インストラクターの資格を持ち、心理カウンセラーとしても活動する塚原さん。恋愛、結婚、子育て、介護、仕事、友人関係などさまざまな悩みを聞く「心の悩み無料相談」にも対応。心理チェックを交えた「心の栄養チェック」、「トランプでわかる!あなたのストレススイッチ」(以上1,100円)や、昼間に行うプライベートカウンセリング(要予約、90分、5,500円)も用意する。

 塚原さんは、SBCラジオ「もっと!まつもと」のパーソナリティーを2012(平成24)年から担当。「ラジオの仕事はゲストを迎えても『いちげんさん』になることが多い。もう一度会いたい人や、ゲスト同士が集まれるような場があればと思っていた」と振り返る。昨年春ごろ、自身の経験や個性を生かして何かできないかと友人に相談。「人生の棚卸し」を通じて、浮かんできた案がスナックだったという。「飲食業の経験は学生時代のアルバイトくらいしかなかったので、迷いもあった」というが、「毎日がホームパーティーだと思えばいい」という友人の言葉に後押しされ、開業を決意した。

 オープンして1カ月。日によって雰囲気が異なり、居合わせた人同士で会話が弾んだり、外国人観光客とのコミュニケーションを楽しんだりする姿も見られるという。店内にはプロジェクターも備え、今後はイベントなども行う予定。塚原さんは「お客さん同士の交流も含め、『心の栄養』を得られる場所にしたい。1人でゆっくり飲みたいという人や、お酒が飲めない人など、どんな人でも心地よく過ごせる空間にしていければ」と意気込む。

 営業時間は19時~23時30分。日曜・月曜定休。

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