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松本で外国人旅行客の受け入れ体制づくりの研修会-対策や具体的な対応学ぶ

昨年行われた研修会の様子

昨年行われた研修会の様子

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 松本地域を訪れる外国人旅行客の受け入れ体制づくりについて学ぶ「外国人旅行客の受け入れ体制整備に係る研修会」が3月16日、県松本合同庁舎で行われる。

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 主催は長野県松本地方事務所・松本地域観光戦略会議。当日は、国際観光振興機構(日本政府観光局・JNTO)の塚本恭丈さんが、国が行っている外国人旅行客受け入れ対策と具体的な対応について講演を行う。

 近年、松本地域を訪れている外国人観光客は4万6,000人前後で推移しており、アジア圏からの旅行者が半数を占める。そうした中、宿泊施設などからは「英語以外の言語対応ができていない」「外国人の要望にどこまで応えるべきかわからない」「周遊する人が多いので、市町村の枠を越えた対応が必要」という声などが上がっているという。

 同事務所では昨年、外国人に観光案内をする「ビジット・ジャパン案内所」として指定を受けた施設の職員などを対象に研修会を行ったが、今年は宿泊施設なども含めた観光関係事業者へと拡大。受け入れをちゅうちょしているが、今後考えていきたいという人などにも広く参加を呼びかける。

 「駅の案内所には年間1万人を超える外国人旅行者が訪れ、対応に困る場面も多いと聞いている。単に『外国人を受け入れよう』とお題目を唱えても具体的にどうしていいかわからない人も多いと思う。疑問や不安の解決に結び付けることができれば」と同事務所商工観光課振興係の池田浩之主幹は話す。

 開催時間は13時30分~15時30分。参加無料。申し込み・問い合わせは長野県松本地方事務所商工観光課振興係(TEL 0263-40-1932)まで。

※上記イベントは中止となりました。(3月14日現在)

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