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塩尻にラーメン居酒屋「おしどり」 二郎系&気まぐれメニュー楽しんで

チャーシューの代わりに山賊焼きをのせた「山賊野郎」

チャーシューの代わりに山賊焼きをのせた「山賊野郎」

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 ラーメン居酒屋「おしどり」(塩尻市広丘堅石、TEL 050-8882-3020)がオープンして1カ月が過ぎた。

カウンターからは調理する様子が見える

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 店舗面積は約40坪。席数はカウンター=6席、テーブル=12席、小上がり=12席。昨年末閉店したラーメン店を居抜きで使い、客席にあったついたてなどを外して広々と明るい印象に改装した。店主の花村美佳さんは「お客さんの顔が見えて会話ができるように、オープンな雰囲気にしたかった」と話す。

 ラーメンは二郎系で、チャーシューを2枚のせる「野郎」(並900円)をはじめ、チャーシューの代わりに山賊焼きをのせる「山賊野郎」(並1,100円)、汁なしで背脂を絡めて食べる「もたれそば」(並900円)を提供する。総重量3.6キロの「チャレンジ」(45分で完食した場合は無料、できなかった場合は5,000円)もある。ほかに、あっさり味の「鶏中華」や「お子様ラーメン」も。

 夜は、居酒屋メニューとして「春巻き」や「3種のチーズロール」(以上380円)、「もつ煮」(540円)、「馬刺しユッケ」(720円)などを用意する。週末は、「手作りコロッケ」(750円、金曜・土曜限定)のほか、花村さんが腕を振るう「気まぐれメニュー」も。「決まったメニューだけではなく、毎日、どんな食材があるか、何を食べてもらいたいかを考えて作るのが楽しい」と笑顔を見せる。アルコールは、ビール、ハイボール、サワー、カクテル、焼酎、日本酒などをそろえ、飲み放題(90分、1,900円)もある。

 「お酒もラーメンも大好き」という花村さん。外構業を営む夫を手伝いながら、夫婦でよく食べ歩きをしていたという。友人を招いて自宅で料理を振る舞うことも多く、「お店をやってみれば?と言ってもらうこともよくあり、いつかできればいいなと思うようになった」と振り返る。1年ほど前、「締めのラーメンも食べられる居酒屋」をイメージして開業を決意。ラーメン店に勤務した経験を持つ店長の板倉翔太さんと出会ったり、理想的な物件が見つかったりと、順調に準備を進めてきた。

 オープン後は、地域の人も多く足を運んでくれるという。「飲んで、食べて、話して、いろいろな人が笑顔になれるような店にしていければ」と花村さんは意気込む。

 営業時間は11時~14時、17時~22時30分(金曜・土曜は24時まで)。木曜・日曜夜定休。

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