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松本・縄手通りで「かえるまつり」-10周年迎え「ありがとう」テーマに

カエルの格好で子どもたちが練り歩いた「ケロウィン」

カエルの格好で子どもたちが練り歩いた「ケロウィン」

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 松本・縄手通りで6月25日・26日、「松本かえるまつり2011」が行われた。

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 同祭は今年で10回目。カエルグッズを販売する「かえる市場」には30組が出店。女鳥羽川の河原にはゲームなどの店が並んだ。25日には、通りの真ん中にある「かえる大明神」前での神事や、「カエルタイムズ」編集長・高山ビッキさんによる10周年特別講演、夜には河原で「カエルナイト」も行われた。

 26日には、仮装した子どもたちが通りを練り歩く「ケロウィン」を開催。参加した子どもたちは「かえるくん」たちと一緒に、商店街の店先で「お菓子をくれなきゃいたずらするケロ!」と店内のスタッフを困惑させた。スタッフからお菓子をもらうと「ありがとう。ケロケロ」とお礼をしてまた次の店へ。通りを歩き終えるころにはお菓子やおもちゃで袋がいっぱいになっていた。塩尻から母親と一緒に参加した麻衣美ちゃん(4)・直大くん(2)兄弟は「お菓子と写真をもらって楽しかった」と満足そうな笑顔を見せた。

 今年のテーマは「ありがとう」。「10年続けてこられたのは、皆さんのおかげ。これまで来てくれたお客さんや運営スタッフ、商店街の方々…全ての人に感謝したい」と同実行委員会の山本桂子さん。以前学生スタッフとして参加したOBやOGも駆け付けてくれたという。「一年一年積み重ねた歴史、つながりを感じる」。

 今年は信州大学や松本大学の学生80人ほどがスタッフとして参加。カエルの着ぐるみなどで同祭を盛り上げた。学生スタッフ総括の信州大学理学部3年・杉浦祐樹さんは「感謝の気持ちを込めて、今年はこれまでの軌跡なども意識していろいろ企画してきた。この先も感謝の気持ちを持って、つなげていきたい」と話す。

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