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松本・縄手にカフェ&バー「空」-イタリアのバールをイメージ

ハロゲンランプを使った「光サイホン」が並ぶカウンター

ハロゲンランプを使った「光サイホン」が並ぶカウンター

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 縄手通りに3月26日、カフェ&バー「空(COO)」(松本市大手4、TEL 0263-88-6142)がオープンした。

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 店舗面積は約13坪。席数はカウンター、テーブル、テラス席合わせて25席。「コンセプトは女性でも男性でも一人で安心して入れる店。気軽に立ち寄れるイタリアのバールのような、自分が欲しいと思っていた店をかたちにした」とオーナーの百瀬昌伸さん。

 ハロゲンランプを使った「光サイホン」でいれるコーヒー(400円)は、深いり・中いり・浅いりの3種類から選べる。「ハロゲンランプで入れると味がまろやかになる」(百瀬さん)。サクサクした食感のキッシュはタルト生地ではなくパイ生地を使用。定番の「ベーコンとほうれん草」と「季節のキッシュ」(単品400円、セット650円)を用意する。「本日のパスタ」(単品800円、セット1,000円)は日替わりで2種類。「アップルパイ」や「本日のケーキ」、週末限定で「キャラメルシフォンケーキ」(各400円)が並ぶことも。

 アルコールはワインやウイスキー、カクテルなどを提供する。「ジントニック」「レッドアイ」など定番のカクテルは500円から。ワインはスペインワインを中心にそろえる。「牛肉の赤ワイン煮込み」「野菜のバーニャカウダ」(各700円)などの一品料理も用意する。「松本は『バーの街』。その入口のように思ってもらえるフランクなカフェバーにしていきたい」。

 百瀬さんは松本出身。18歳から白馬やカナダでスノーボードのインストラクターや販売関係の仕事をしていたが、25歳を過ぎて飲食の道へ。「自分の身を厳しい場に置いて一から始めたい」と上京、3年間バーなどで修行した。「食べ物も飲み物も『絶対的な答え』がないところが、奥が深いし面白いと思った。自分なりの答えがお客さんに受け入れてもらえたときがうれしい」と百瀬さん。松本に戻ってから1年半ほど喫茶店のウエーターを務め、念願の独立を果たした。

 店名の「空」にはさまざまな意味を込めたている。「空も空気も空間も、なくてはならないもの。お客さんにとって、そうした『なくてはならないもの』の一つと思ってもらえる店にしていきたい」と百瀬さんは話す。

 営業時間は11時30分~23時(カフェは15時~18時)。水曜定休。

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