縄手通りに「いざかや悠々（ゆうゆう）」（松本市大手4、TEL 0263-32-5117）がオープンして間もなく2カ月になる。

　場所は縄手通りの「みたから」跡。店舗面積は約30坪。客席はテーブル・カウンター合わせて30席ほど。塩尻・広丘駅前で4月半ばまで営業していた「炙家（あぶりや）」が名前を変えて移転オープンした。

　メニューは、日替わりの「おすすめ」を10品ほど用意。「マグロぶつ」「カマス塩焼き」（各480円）などの海鮮類や、「馬刺」（580円）、「葉わさび」（320円）など、その日に仕入れたものを提供する。ほかに「信州豚の角煮」「豚バラキムチ鍋」（各480円）、「自家製牛すじコロッケ」（380円）、「シロコロホルモン」（620円）なども。

　アルコールも各種取りそろえる。日本酒は諏訪の「御湖鶴」や松本の「大信州」など県内のものをはじめ、山形、新潟、石川などのものを用意する。「定番の居酒屋メニューが多い。日本酒も、その時々でおいしいものを仕入れていきたい」と代表の上田悠人さん。

　ランチタイムは「日替わりランチ」「悠々きまぐれ丼」「悠々日替わりうどん定食」（各700円）の3種類を提供。メール会員は200円引きになる。

　上田さんは京都出身。京都で勤務していた飲食店が松本に出店することになったため松本に移住。2008年に独立して、広丘駅前で店を構えた。「いつかは松本で店を出したいという気持ちがあった。いいタイミングでいい物件に巡り合ったので出店を決めた」と上田さん。「仕事帰りなどに気軽に立ち寄れる店にしたい。1～2品頼んで、1～2杯軽く飲む、そんな『晩酌』に来てもらえれば」。

　営業時間は11時～14時、17時～翌1時。火曜定休。