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松本の空き店舗で「エンプティー・ハウス・パーティー」-借り手探しと交流の場に

Empty House Partyのチラシ

Empty House Partyのチラシ

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 松本・巾上に、空き店舗を利用したショップ「Empty House Party(エンプティー・ハウス・パーティー」」が11月20日~23日の4日間限定でオープンする。

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 同店は、現在空き店舗になっている「手塚漆器産業」跡。店舗の借り手を探すとともに、市内や東京で活動するさまざまなジャンルの人たちが交流する場として期間限定でオープンする。参加メンバーは、藤沢千史さん(企画・音楽)、塚田耕司さん(ライブ エレクトロニクス)、手塚敦嗣さん(企画・映像)、岡野学さん(インスタレーション アート)、藤本正平さん(写真)、濱津和貴さん(写真)、太田旭さん・京子さん(彫刻)、笠原敬太さん(園芸など)、小林千絵子さん(生花)、tonico(雑貨店)、マチ*ともみさん(イラスト)、隙間(フリーペーパー)、ようさん工房(布小物)、菊池鮎香さん(陶芸)、Azteca Books(古本)、salon as salon(カフェ)、Arancia Pace(美容室)。期間中は、それぞれが持ち寄った作品や商品を販売・展示する。

 手塚漆器産業は、メンバーである手塚さんの実家。1階は店舗スペース、2階は住居スペースとして使える。ずっと空き状態だった店の借り手を探そうと思い、「せっかくなら何か面白いことをやろう」と企画した。「ただ借り手を探すだけでなく、アートや音楽、クラフトなどを絡め、作品を通じて人と人とがコミュニケーションできる場を作れたら。借り手が見つかれば親孝行にもなる」と手塚さん。現在手塚さんは東京都在住のため参加者を集めることが難しく、松本在住の藤沢さんに相談したところ、藤沢さんが知人に声を掛けて回り多数のメンバーが集まった。

 手塚さんは「新しいスタイルの賃貸契約のきっかけになれば」と話す。「2階建てなので、例えば3人の作家さんで借りれば家賃は3分の1。1階の店舗スペースに作品を置いて店を開くことができる。1人でできないなら複数人という手もある」。

 20日と22日は17時からオープニングパーティーを開催する。「当日参加でも大丈夫。店を開きたい人や引っ越しを考えている人、アトリエやギャラリーを探している人は、企画やアイデア・作品を持って気軽に遊びに来て」と手塚さん。「このイベントをきっかけに周りの空き店舗にも借り手が見つかればうれしい」とも。

 営業時間は12時~20時(20日と22日は24時まで)。事前に連絡するとホームページに参加メンバーとして記載可能。詳細、連絡先はホームページで確認できる。

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